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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■金持ちほど暴走するのが好きだ!
ドイツの高速道路、アウトバーンでは金持ちほど速く走るらしい。日本ではどちらかというと貧乏人ほど速く走る傾向がある。「せっかく高速道路にゼニ払ってるんや、速く走らんと損や!」と考える連中が多いのだろうか。そして日本の場合は速く走ると言ってもせいぜい時速120qくらいである。そのくらいなら貧乏人に買えるような大衆車や軽自動車でも十分に出せる速度である。次のロイター発のニュースを引用する。
ドイツの高速道路、速く走るのはお金持ち=調査
2月28日13時55分配信 [フランクフルト 27日 ロイター] ドイツの高速道路を走る自動車には、ドライバーの収入とスピードに相関関係があることが明らかになった。収入が多いほどスピードを出す傾向があるという。調査会社TNSインフラテストが27日に発表した。
それによると、月収1500ユーロ(約23万円)以下のドライバーのうち、推奨巡航速度である時速130キロ以上で走ると答えたのはわずか37%。
一方、月収2500ユーロ以上のドライバーは、大多数が推奨巡航速度以上のスピードで走るとしており、燃費や環境汚染への関心も低いことが分かった。
調査は、2007年2月時点で運転免許を保有する18歳以上のドライバー1002人を対象に実施された。
ドイツでは速度無制限なので巡航速度はクルマの性能に依拠する。ゴルフはアウディに道を譲り、アウディはポルシェに譲るというふうに、高級車ほど速く走るわけで、また速く走れるから高級車を買うのだとも言える。ところが日本の場合は高速道路の最高速度が不当に低く設定されてるのでポルシェなんかを所有していても全くその性能を享受できないのである。その点、金持ちがちゃんと「時は金なり」の精神を活かして、速く目的地に着いてビジネスをするために速く走れるクルマに乗るのは理に叶っている。
実はオレも何を隠そう暴走するのが好きだったりする。しかしオレのようなまじめな職業に就いている者は「趣味は暴走です」とは絶対に言えないのである。オレには運転免許を取得してからわずか3ヶ月後にスピード違反で免許停止処分を受けているという恥ずかしい過去がある。もっともその時オレはまだ大学生であり、その後今のような職業に就くことは全く予想していなかったわけで、その一度の過ちを「教師にふさわしくない」などと否定されてしまうと困るのである。今はちゃんと安全運転しているつもりだし、少なくともオレはこの15年間で、シートベルト着用忘れ以外の違反行為は全くしていない。これだけでもオレがいかに優良ドライバーであるかがわかるだろう。
ところがオレはいつも「もっと速度を出したい」という気持ちと戦いながらクルマを走らせているのである。もしも東名高速道路がもう一本あって、そっちは通行料金は二倍するがその代わり速度制限はないといわれれば、迷わずその速度無制限の方を走るだろう。これから少子化が進むというのに静岡県では第二東名高速という余計な道路の建設がじゃんじゃん進んでいるが、建設費を償還するにはかなりの年月が掛かるという。そんなこと当たり前である。同じものを2本作っても双方の収支が悪化するだけだ。だったら新たな需要を生み出すような道理を建設する必要がある。それが日本版アウトバーンである。
この際第二東名高速を速度無制限の無法地帯にするのだ。そして通行料金は二倍にする。きっとそこには速く走りたいドライバーが日本中から集まってくるだろう。用もないのに走りたいという理由だけで大勢集まるのである。ついこの間、オレは堺市三国ヶ丘で道路沿いの家の前に黄色のランボルギーニ・カウンタックが停まってるのを見た。こんなスーパーカーも日本では全く意味を成さない。その性能を引き出せる道路がないからだ。「スーパーカー」がただの「スーパーでのお買物のためのカー」になってしまうのだ。
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03月04日(日)
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