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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■JT、おまえはクソ会社だ!
この世の中には反社会的な活動をシノギにしてる企業はいくらでもある。例えばCDやDVDメディアを製造、販売する行為は、大量の違法コピーを発生させることにつながるのだが、だからといって取り締まられることはない。アルコール類を販売する行為も同様で、この世から酒が無くなったら飲酒運転の悲劇もなくなるのだが、だからといって酒の販売が禁止されることはおそらくないだろう。反社会的生業といってしまえば大げさすぎるが、そのように誰かに確実に迷惑を掛ける可能性のある活動をしている企業の中でも、もっとも規模がでかいのがJT(日本たばこ産業)である。日頃喫煙という習慣の撲滅を強く訴え、どんな美女であっても「喫煙をする=オッサン」と分類するコテコテのタバコ嫌いのオレにとって、この事件は大変腹の立つことだったのである。
JTが「禁煙反対」の組織票、ネットアンケに社員動員
2月15日3時7分配信 読売新聞
神奈川県が、公共の場所を全面禁煙にする全国初となる条例の制定について賛否を問うインターネット・アンケートで、日本たばこ産業(JT、東京都港区)が社員を動員し反対の“投票”をさせていたことが14日、わかった。
先月26日の締め切り直前に、反対が賛成を逆転。県はネットを使わずアンケートをやり直す。
JTは「社員に回答の協力を依頼した」と動員を認め、「条例が成立すれば、ほかの自治体に波及する恐れがあった」としている。
アンケートは昨年12月27日〜1月26日、県のホームページ上で実施。受動喫煙防止に関する設問の中で、「条例で公共の場所の喫煙を規制すること」について、「賛成」「反対」を聞いた。1月20日ごろまでは賛成が反対を大幅に上回っていたが、締め切り2日前になって逆転した。回答は4047人から寄せられた。
公共の場所を全面禁煙にするというのはなかなかいいルールじゃないか。いや、そんなことはわざわざルールを決めなくても当たり前のことだろう。公共の場所で平気でタバコを吸ってるような気配りに欠けた育ちの悪い人間が大勢いるからといって、それを排除するためにわざわざ条例化までしないといけないというのは実に嘆かわしいことである。神奈川県がその条例を制定しようとしたこと自体をオレは別に否定しない。ただ、そんなことを理解していない低レベルの連中が神奈川県には多いからこんなルールを作る必要があるのだなということがわかるくらいである。
オレの父親はヘビースモーカーである。父の過ごす部屋はいつもたばこ臭い。その父もリビングという家族にとって公共の場所が禁煙化されたことを受け入れてくれていて、そこでは絶対にタバコを吸わない。3世代同居の家族が仲良く過ごしていけるようにオレはいろんなルールを決めているのだが、「タバコは自分の部屋で吸う」というオレの決めたルールに父が従ってくれているのである。神奈川県が公共の場所を禁煙にしても、喫煙者は自宅や、禁煙になっていない店、自分の運転するクルマの中などいくらでも喫煙可能な公共でない場所を手に入れられるはずである。それなのに他者に迷惑になる場所でわざわざ吸いたいというのは子どものわがままと同じである。
一部の迷惑な喫煙者のために、そんな当たり前のルールを神奈川県が条例化しないといけないことにオレは深く同情する。ただ、それをわざわざネット上でアンケートで賛否を問う必要は全くない。「公共の場所でタバコを吸わない」というのは、オレのような非喫煙者から見れば「人前で性器を露出しない」というのと同じくらい当たり前のことであり、そんなことに賛否は要らないと思っているからだ。そこで条例化に賛成する意見が多数を占めるという当たり前の状況に対して、わざわざ社員を動員して組織票を入れさせ、条例反対派が多いように工作したこのJTのやり方がオレはまことに不愉快だ。JTには「人前で性器を出せる」ようなヤツが多いのだろうか。
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02月16日(金)
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