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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■Windows Vistaなんか大嫌いだ
 もうすぐWindows Vistaが発売される。店頭に並ぶパソコンがその直後にVista一色になり、XPモデルを買いたいと思ってももう手に入らない状況が想像される。その切り替えは値上げと共にやってくるのだ。XPどころかまだMeや2000、最近は起動すらさせていないがWINDOWS/95のパソコンまでちゃんと現役で動かせる我が家には一体何種のOSが存在するのだろうか。

 オレが最も怖れるのは、この Vistaがかなりのハイスペックを要求するためにパソコン全体の値上げの理由にされてしまうということである。 Vistaの推奨メモリは1GBだという。我が家のマシンでその基準を満たしてるのはオレがふだん日記を書いたりホームページを更新したりしているデスクトップのマシンしかない。それもCPUはセレロン2Gだから決して速いとは言えない。それをだましだまし使っている状態だ。ときどき重く感じるが、まだ買い換えるほどでもないと思って保たせている。

 考えてみればWINDOWSの歴史というのは、OSとCPUのいたちごっこみたいなものである。MS-DOSという軽快なOSを使っていた頃はパソコンがフリーズするとかいうのはMACだけの問題であり、インテルのCPUを入れたパソコンでは考えたこともなかった。486DX2/66MHZのCPUで「A列車で行こうV」というゲームをしたとき、列車がびゅんびゅん走るその速さに感動したことがある。もう十数年前の話だ。動作が遅いなんてことを感じるようになったのはWINDOWS/95の登場以降である。それ以降は重いOS→速いCPU→もっと重いOS→それを軽快に動かせるCPU→とんでもなく重いOS→それをストレスなく動かせる高性能なCPUといういたちごっこだったのである。

 XPが出てから5年、その5年間のうちにCPUは十分に進歩してパソコンをサクサクと軽快に動かせるようにしてくれた。そんな矢先にこの Vistaの発表である。なんてことだとオレは怒ってるのである。 Vista登場後もCPUの進歩は続き、XPをOSとして搭載したパソコンも併売されるのならまだいい。そちらを選べるからだ。しかし、より高いモノをじゃんじゃん売りたいというのが電機屋やビル・ゲイツの意志である以上、いつまでもXP搭載パソコンが買えるなんてことはありえないのである。そうなると悪貨が良貨を駆逐するように、Vistaが搭載されたクソ重いパソコンが店頭にズラリと並んで、XP搭載パソコンの売れ残りはこっそりと廃棄処分にされてるのかも知れないのだ。捨てるならオレにくれよと言いたいのである。

 ここでパソコンユーザーにとっての防衛策は一つしかない。それはみんなが駆け込みで一斉にXP搭載パソコンを買ってしまうのである。そのときは忘れずに5年保証などをつけてもらって、当分の間パソコンなんか買わなくてもいいという状況を創り出すのだ。その結果電機屋には空前の不況が訪れる。Vistaなんか出したばっかりにこんなことになってという不満が続出し、Vistaの出荷が伸びないためにマイクロソフトの日本での業績も大幅に悪化するだろう。これで5年間くらい頑張れば、ビル・ゲイツも自分の方針が間違っていたことに気づいて、XP搭載パソコンも買えるように併売の道を残してくれるだろう。その上でユーザーは好きなOSを選べばいいのである。

 Vistaが発売される今は絶好のパソコンの買い時である。しかしそれは古いパソコンの買い時という意味である。安売りされる旧モデルをアウトレット店などでゲットするには今が最適だ。どうせ3月になれば入学祝いとかで馬鹿親や馬鹿祖父母が息子や孫のために高価なパソコンを買ってくれるのである。入学祝いを選ぶ彼らにとって「パソコンの価値=値段が高い」ということであり、ぼったくり価格の商品からガンガン売れていくだろう。そんな時期は販売店も強気でいてなかなか値引きにも応じてくれないのである。買うならその前だ。2月下旬のまだ VistaとXPが併売されてるうちに、XP搭載パソコンで値引き幅の大きいモノを選んだら賢いお買物が出来るのである。


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01月29日(月)
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