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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■伊勢崎市を日本から分離してください!
群馬県伊勢崎市といえば街の中心に風俗街だけが目立つ典型的な寂れた街である。シャッターを閉じた商店が並び、買い物はみんな郊外のショッピングモールへと向かう。よくあるただの田舎町といえるだろうか。その田舎町には華蔵寺公園遊園地(←クリックすると音が出るので注意してください)というレトロな遊園地があって、入園は無料で乗り物料金もジェットコースター(350円)や観覧車(280円)とかなり安く、近隣住民の憩いの場となっていたのである。今時入園無料の遊園地は貴重である。年間の入場者数は180万人となっていて、こうした地方の小規模の遊園地の中ではよく健闘してる方だ。
この遊園地の売り物はなんといっても巨大観覧車「ひまわり」(残念ながらあまりお客さんは乗っていない)である。この遊園地はわずかに赤字だそうだが、市民の憩いの場所として機能していることを思えば十分に価値がある。乗り物料金を値上げすればかえってお客さまが減ってしまうだろう。お花見のイベントがあったりしてかなりの営業努力も行われており、市民に愛されている遊園地である。その伊勢崎市に、なんと観覧車をもう一個作る計画が進められてるのだという。「あほか!」とオレは思うのだが、その建設理由もまたふざけている。伊勢崎市がその大観覧車建設費用の財源としてあてにしているのは、国から交付される合併特例債なのである。
建設業者:「合併の記念に何かモニュメントを作りましょう。観覧車などはいかがですか」
市長:「そのカネはどこから出るのか?」
建設業者:「国から合併特例債というものが交付され、それを財源にできます。」
市長:「なんだ国のカネか。それならじゃんじゃん使えよ!」
建設業者「工事はぜひ我が社にお願いします。市長様へは工事代金の1%を納入いたします。」
などというやりとりがあったかどうかはわからない。しかし、結果的に伊勢崎市長はこの市内に二個目となる観覧車の建設計画を推進し、2008年に営業開始ということで工事を進めようとしたのである。このばかげた計画はすでに議会での審議を通過し、賛成多数で可決されてるのだ。反対したのは共産党の議員など一部だけで、ほとんどの馬鹿、いや議員たちはそのまま賛成したのである。そして工事はすでにはじまってるという。悪徳市長に馬鹿議員という最強ユニットはこうしてどんどん暴走していくのだ。こんな物が作られてしまえば伊勢崎市は単に群馬県の恥であるどころか日本の馬鹿自治体の代表として名乗りを上げることになるだろう。
この動きに対して住民グループは反対の声を上げた。反対派は8000人分の署名を集め、総務省などにその署名が提出されたのである。観覧車の建設予定地は市長の地元であり、このような事業の常として秘密はとっくに漏れていて、おそらく予定地の辺りは市長の息の掛かった連中が買い占め、法外な転売益を手にするのだろう。二束三文の土地がビッグマネーに化けるのだ。オレはこういうカラクリをイナカモンドリームと呼んで心の底から侮蔑している。
そもそも合併特例債というのをこんな下らないことのために使っていいのか。国のゼニということは、もとはオレの払った税金である。その浄財をこんなくだらないことのために浪費するなどということをオレは断じて許さない。建設予定地はすべて市長が私財を提供して・・・ならまだ話は分かる。そうではないのである。どう考えてもこんな田舎の観覧車の採算がとれるわけがないだろ。観覧車はもはや遊園地の遊具としては前時代の遺物なのである。そんなものに喜んで乗るのは、中でいちゃいちゃしたいカップルくらいだろう。実際のところ観覧車の個室はシャワーやベッドのないラブホみたいなものである。一周回る間に一戦交えるカップルもあるという。観覧車というのはそんな不道徳な場所なのである。嫁入り前の娘さんが軽々しく乗ってはいけないのである。
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01月27日(土)
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