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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■なんで福袋なんか買うんだ馬鹿!
 2007年新春特別企画「恋人にはマウスを贈ろう」のページが完成しました。ぜひごらんになってください。この機会に新しいマウスの購入もぜひご検討になってみてください。


 全国の百貨店では初売りで福袋が飛ぶように売れてるという。なんということだ。オレはこの「中味を確かめずに買う」という心理が分からない。そこに入ってるものが必ず自分の必要なものであるかどうかなどわからないじゃないか。服の場合はサイズがある。もしも自分の着られないようなものなら意味がないじゃないか。オレにはそういうものを嬉々として購入する連中の心理が全くわからないのである。

 たとえ市価よりもかなり安く買えたとしよう。しかし、それがもともと不要なものだったらどうなのか。自分にとって不要なものが安く買えたからと喜んでるのはただの馬鹿である。たとえばオレにとってロレックスの腕時計は全く不要だ。時間を確かめるという機能なら学生時代からもう20年以上使い続けてるカシオの時計で十分である。だからもしも100万円のロレックスが入った5万円の福袋があってもオレは全く興味がない。なんでたかが腕時計に5万も出さないといけないのか。5000円も出せばそこそこの性能のものが入手できるのである。どうしてもロレックスという名前にこだわるのなら、鶴橋あたりのニセブランド商品屋に行けば白昼堂々と1万円のロレックスなんかが売られていて、大阪の人間はそれをニセモノと承知の上で「1万円は安い!」と言いながら買うのである。

 さすがに高額の福袋は中味が公開されているので無駄な買い物にはならないが、それでもやっぱりいらないものはいらないのである。年末に心斎橋のそごうに行ったとき、1Fに紺色のBMWが置いてあって、それとジュエリー、BMWのマウンテンバイクなどがセットになって2060万円という福袋が展示されていた。オレはBMWのクルマは欲しいが、ジュエリーには全く興味がないし自転車は国産で十分だ。そんなものいった誰が買うんだ。そんなものを買うような金持ちはまずマウンテンバイクには乗らないだろう。中野浩一にでも買わせたいのか。こんな組み合わせは根本的に矛盾しているじゃないか。

 なぜ百貨店が福袋を用意するのか。それは売れ残った商品を、中味も見ないで買ってくれる馬鹿な客に押しつけて在庫を一掃したいからである。つまりそこには「客に押しつけたい商品」が満載されていて、「客が欲しい商品」などほとんど入ってないのだ。客が欲しがる商品というのは別に福袋なんかに入れておかなくても自然にどんどん売れていくのである。そんな当然のこともわかっていない馬鹿が、大挙して福袋に群がるのである。在庫が一掃できるから百貨店は福袋を用意するのである。百貨店にとってメリットがあるからそのような企画を実施するのであり、それは決して客の側に利益を発生させることではないのだ。そのことを我々は忘れてはならない。

 それにしてもオレにとって不思議なのは、福袋に入ってきたサイズの合わない服をいったいどうするのかということだ。オレにとってサイズの合わない服というのはゴミに等しい。かつてどれほど多くの衣類をオレは「着られなくなった」という理由で葬ってきただろうか。福袋に群がってるお姉ちゃんやおばはんたちを見ると、極度に肥満した人や細長い人が居るのである。こういう人たちが着られる服などそこに入ってるわけがないとオレは思うのだ。だったら自分以外の人にあげるために買うのか。そんなことのためにわざわざ開店前から並ぶなよと思うのである。

 決してその袋の中には君たちの欲しいものだけが入ってるのじゃないぜ。店にとって不要であり、かつ今後も売れそうな可能性が薄いというみじめな商品群がそうやって処分の時を待っているのである。そんな「ゴミ袋」に「福袋」というふざけた名前を付けて、わざわざゼニを払わせて客に買わせているこの欺瞞に満ちた実態に早く気づくべきだ。そんなことをちゃんと看破すればもう二度と福袋などには手を出さないはずである。


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01月04日(木)
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