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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■村上世彰、破滅のシナリオ
 お勧め証券会社のページを更新しました。株式投資に興味のある方はご検討ください。



 村上ファンドがニッポン放送株を大量に取得した後、ホリエモンの買収騒ぎがあってニッポン放送はぐんぐん値上がりし、その時の高値で村上が売り抜けたというのは周知の事実である。ホリエモンと村上は他にも二人で組んで株価を操作してきた。中山社長が覚せい剤で逮捕されたダイナシティ(暴力団のフロント企業のウワサがあるが)の株価は暴落したが、そのあとで村上ファンドの大量保有が発表され株価は逆に値上がりし、なぜかその後でダイナシティは株式交換によってライブドア傘下に入っている。村上が取得した後でホリエモンが子会社化を発表して値上がりさせてから売り抜けたことは明らかである。これ以外にも二人の連携プレイは他にもいくつもあるだろう。この衆人環視のもとで行われた株式市場では周知の事柄に対して「証券取引法違反」がやっと適用されたわけである。証拠固めにここまでかかったということだろうか。

 ところが、6月4日付の朝刊各紙では「阪急阪神経営統合」とでかでかと報道されていた。何を馬鹿なことやってるんだ。それどころじゃないだろう。どうして今更村上にゼニをくれてやるんだ?阪神に新株予約権でも発行させてTOB中止の理由にして、いますぐこんな愚挙を撤回するべきだろう。どうしてこんな高い買い物をするんだ。せいぜい300円くらいの価値の株にその3倍以上の930円でTOBをかけてどうするんだ。オレが阪急の株主なら絶対に許さないぞ。不動産投資の失敗が片づかずにキャッシュフロー100年分の有利子負債を抱えてる瀕死の状況の阪急にこんな無理は許されないだろう。

 証券取引法違反の容疑で村上世彰に捜査が入った6月2日、村上ファンドの主な出資企業はどこも暴落した。多くの銘柄がストップ安をつけたのである。それらの銘柄はどれも村上世彰が買い占めたことによって異常に株価が吊り上げられたものであり、今こうして投げ売りされている状況は、適正価格に戻ろうとしているだけのことである。以下の表は村上ファンドの主力10銘柄が一日でどれだけ値下がりし、その値下がりの結果目減りした金額を計算してみたものである。



 表を見ればわかるように、この10銘柄だけでわずか一日のうちに100億円以上も資産価値が減少したのである。しかし、阪急HDが930円でのTOBを発表してるために、阪神電鉄株は930円にとどまってさほど値崩れしなかった。もしもTOBの発表がなかったら、阪神電鉄株は他と同様にストップ安をつけて941円→841円と100円(10.6%)値下がりし、この表にプラスしてさらに177億円分もファンドの価値が目減りしていたことになる。裏返せば、その法外な金額のTOBがなければ阪急は177億円分も安い買い物ができたということになる。なぜもっとTOB価格を下げなかったんだ。つくづく駆け引きのへたくそなヤツラだぜ。

 株がいったんストップ安になってしまうと売ろうにも売れない。値がつくまで下がり続けるわけで、いったいいくらで下げ止まるのかわからないのである。村上世彰は一日で100億以上の損失を出したわけだが、週明け6月5日(月)にはさらに損失が拡大するかも知れないのである。いや、その可能性はほぼ確実だ。こうなると村上ファンドに出資してるオリックスや農林中金は一刻も早く資金を引き揚げたいと思うはずである。そのまま下げ続けることで出資金が額面割れして莫大な損失を抱えることになるからである。そうなると村上世彰も一刻も早く持ち株をゼニに換えて出資者の払い戻し要求に応じないといけないのである。

 出資者の中にはヤクザもきっといるだろう。麻薬や売春で稼いだゼニを出資することでマネーロンダリングしているわけだ。そんなところから返還要求が来ればもうなりふりかまわず売るしかないのである。返さないと今度は命が危ないのだ。松坂屋もサークルKもTBSも、とにかく値が付くうちに売り飛ばさないといけないのだ。


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06月04日(日)
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