ID:41506
江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
[18836033hit]
■中国よ、遺棄化学兵器を金づるにするな!
旧日本軍が中国に化学兵器を遺棄したとされる問題で、「正論」2006年06月号には「遺棄化学兵器は中国に引き渡されていた」という記事がある。気になったのでオレも買って読んでみた。そこには膨大な量の「兵器引継明細書」の写真が掲載されていたのだ。旧日本軍は、武装解除に応じて自分たちの持っていた兵器を中国軍に引き渡すときに、詳細な目録を作成していたのである。膨大な量の通常兵器と、それに比較すればわずかな化学兵器のすべてを記録した目録がちゃんと存在していたのだ。
オレは遺棄化学兵器の量が余りも多いことに疑問を感じていた。その処理費用があまりにも膨大なものになることも不審の念を抱いていたのである。その疑問はこれでかなり氷解したのだった。あとは推理すればいいのである。中国が声高に化学兵器処理の促進を叫ぶのは、住民の安全確保のためではない。公害垂れ流しで平気なあの国家が、一人一人の国民の幸福など考えているわけがない。中国が欲しいのはゼニだけだ。処理に1000億円掛かったと言えば1000億円。これから1兆円かかると言われれば1兆円を出してくれるお人好しの馬鹿国家から永久に搾取するための方便に過ぎないのだ。自衛隊が現地に行って処理すると言えば「他国の軍隊を入れるな」と拒否するだろう。実はさほど遺棄化学兵器が多くないことが明るみに出れば、金づるにできなくなるから調査を拒むだろう。
中国が求めてるのは「化学兵器の処理」ではなく、「化学兵器を遺棄したお詫び」で永遠に日本からゼニをせびることなのである。その卑怯な行為を恥ずかしく思わないのは、しょせんその程度の品格しかない情けない国家だから仕方がないのだが、そんな連中に乗せられた河野洋平というお人好しの馬鹿も悪い。外交とは相手が悪人であることを想定して当たるのが基本である。
旧日本軍が持っていた大量の通常兵器とわずかな化学兵器は、日本軍の武装解除後、蒋介石の国民党軍に引き渡されたのである。目録はその時に作成されたモノである。おそらくそこに記録された数量は、中国側の主張する量とは大きく隔たっているだろう。そんなこと当たり前だ。中国が旧日本軍の遺棄化学兵器と主張するものには、ソ連製のもの、中国製のものなどもかなりの数量含まれているからである。国民党軍はおそらく八路軍との戦闘に備えて化学兵器も準備していただろう。それらの多くは旧日本軍から無償で受け取ったものだった。使い道がなくなったからとそこらに遺棄して埋めた連中というのは国民党政府の関係者に違いないだろう。
ハルバ嶺の埋設現場は現在土がむき出しで、25メートルプールほどの広さで深さは十メートルくらいのものが2つ。推定33万発のマスタードガス入りの砲弾などがここに埋められたという。この埋設場所の近くにはプレハブの見張り所や気象観測所も設置されていて、日本は平成11年度からこの場所の調査やアクセスするための道路建設ですでに400億円以上を支出させられている。もしも日本のどこかで同様の施設を作るのならば。400億円どころか4億円でももっとマシなものを作ることができるだろう。「どうせ日本人から分捕るのだからいくらでもふっかけろ!」と彼らは今日も新たに因縁をつけるための材料を考えているのである。しかもこの遺棄兵器の処理にあたっては日本側がかなり不利な約束をさせられているのである。これも援助の押し売り野郎、河野洋平と村山富市のせいだ。
[5]続きを読む
05月11日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る