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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■ぐわっ、灯油が買えずに凍死だ!
 オレの家の暖房は石油ファンヒーターが基本である。古い日本家屋ということで風通しはいいが、冬はちっとも暖まらない。部屋の間仕切りがほとんどないのと同じなので、かなりの熱が逃げてしまうのである。建てられたのは30年以上も前のことだから、壁にはろくに断熱材も入っていないのだろう。

 オレがパソコンを置いて仕事をしている書庫(離れ)も元々倉庫だった建物なので母屋よりももっと冷える。冬は室温が5度くらいまで下がっている。しかもこの夏にオレはパソコン用モニターを巨大なNEC製の17インチCRTか、アイオーデータの17インチ液晶に変えた。大量の熱を放出して暖房器具の役割も果たしてくれていたCRTがなくなったのである。おかげでますます部屋が寒くなるのである。とりあえず石油ファンヒーターをがんがん炊いて暖めてるわけだ。昨年の場合、一ヶ月の灯油使用量が250gを超えた月もあった。北海道でもないのにこれでは使いすぎだ。

 その灯油の価格が、この冬はなんと14年ぶりの高値水準になるという。原油高を受けて石油元売りが卸値を引き上げたためだ。在庫も例年より少なく、厳冬で需要が増えると一段の値上がりもありそうだ。寒冷地では生活必需品だけに、家計の圧迫は避けられないという。石油情報センターによると、全国の平均店頭価格は1g=56円(11月1日現在の税込み価格)となっている。1缶(18g)では1008円と湾岸戦争直後の91年初め以来の高値なのだ。去年オレは1g=38円で買っていたのである。5割近く上昇したことになる。

 この半年間の上げ幅は1gあたり8円に達し、北海道など一部の地域では8月ごろから今後の値上がりを見越した「買い急ぎ」の現象もみられたという。巨大な石油タンクがあって備蓄可能な家はまだいい。我が家では40リットル(ポリタン2個)しか貯められないのだ。これではたった5日分である。

 値上がりの最大の原因は、元売り各社が原油高による調達コスト増を卸値に反映させ、価格を段階的に引き上げたことである。ガソリンがなかなか値上げできない分を、家庭用の灯油でぼったくろうとしているのだ。だったら暖房の主力を灯油から電気・ガスに切り替えればいいのか?逆に暖房費が増えそうである。電気代の方が絶対に高い。

 そうなるとあとは円高頼みだ。今の1ドル=105円からもっと円が値上がりして、1ドル=50円くらいのむちゃくちゃな円高になれば原油価格が半分以下になったのと同じだから灯油も値下がりするだろう。もっともそのときは輸出産業が壊滅して日本経済は立ち直れないほどの打撃を受けてしまうのでそれも困る。だったらどうすればいいのか。ここは暖冬を願うしかないのか。もしかしたら地球温暖化の加速以外に我々を救う方法はないのかも知れない。
11月11日(木)
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