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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■スピードじゃない、ヘタクソが悪い!
どうやら大型トラックは時速90キロで働くリミッター(速度抑制装置)を付けることが義務化されるらしい。いったい何のためにこのようなくだらない規制を行うのであろうか。スピードの出し過ぎが事故原因という思いこみからいつになったら逃れられるのだろうか。あらゆる事故の原因はすべて「運転がヘタクソ!」にたどりつくのである。

見通しの良い、絶対に事故など起きそうもない道でよく警察がネズミ取りと呼ばれる卑怯な取り締まりをしているが、そんなことをやってもドライバーに恨まれるだけで、私のように「これからスピードを出すときは、見通しの悪いカーブの多いところで天気の悪い日にしよう」などとへそ曲がりの人間を発生させてしまうのである。

もしもスピードの出し過ぎが事故に結びつくとすれば、それはそのドライバーが同時にヘタクソという条件を備えていた場合である。ヘタクソがスピードを出し過ぎたらそりゃ事故も起きる。ヘタクソでもゆっくり走れば危険は減るし、スピードを出していても運転の上手な人は事故を起こさないのである。

大型トラックの運転手はどちらかというと軽自動車に乗る傍若無人なオバハンどもよりは運転技術の平均的レベルは高いだろう。そこでスピードを無理に規制するとどうなるか。かえってドライバーの過労運転が増えて事故につながるのである。東京−大阪間約550qを、時速100キロで走れば5時間半で走れる。しかし、時速90キロなら6時間と7分かかるのだ。余分に時間が掛かった分、睡眠時間や休憩時間は減り、ドライバーの疲れは増すのである。ゆっくり走らなければならないということはドライバーには大きなストレスであり、もしも高速道路の制限速度が60キロなどになれば、大量の居眠り運転が発生して大惨事になってしまうだろう。

よく高速道路を走るオレの場合、運転中に眠気を感じたら速度を上げることにしている。そうすると戦闘モードに入ったかのように妙に気合いが充実して、スピードの快感に酔いしれながら眠気など吹っ飛んでしまうのである。大型トラックが起こす事故の原因は、ヘタクソな人間に安易に免許を与えてしまう制度にこそあるのではないか。一方的にスピードを悪者にしてはいけないのである。すべて公安委員会が悪いのである。

09月02日(火)
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