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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■真のインサイダーは誰だ?
 ジョイントの東海林社長は経営不振が報道された2008年夏の時点ですでに民事再生の方向を模索していた。2008年5月の前期決算発表時に出した「2年間で1000億円の棚卸資産の圧縮と有利子負債の削減」という計画なんてとうてい不可能だということは社長の彼には最初からわかっていたのである。彼はジョイントの影の親会社である持ち株会社ジョイント・リビングサービスのオーナーとして莫大な現金・預金を保有しており、彼なりの生き残り策もちゃんと考えていただろう。ところがその時点で民事再生されてしまうとメインバンクのみずほコーポ銀行は貸したゼニが返ってこなくなる。そこでみずほコーポはオリックスの宮内に働きかけ、100億の見せ金(普通株40億+優先株60億)で救済劇を演出させたのではないだろうか。

 その結果ジョイントコーポレーションは2009年5月に倒産するまで約9ヶ月延命された。この時間稼ぎの9ヶ月の間にみずほコーポ銀行は債権回収を行い、オリックスは美味しい物件を引き抜いた。そのあたりが真相ではないだろうか。こんなことは調べればいくらでも証拠が出てくるだろう。オレは当時この疑惑についてブログに書いて告発したが、大手マスコミは動かなかったし、証券取引監視委員会はこの異常な株価の動きを見ても全く動かなかった。名ばかりの無意味な組織だからである。本気で取り締まるつもりなど全くないのだ。

 オレがジョイントコーポに関する記事を書いた10年前、ジョイント関係者から告発メールをいくつもいただいた。彼らが訴えたかった正義を実現できなかったことをオレは申し訳なく思っている。

 今の日本には正義などない。不正が横行し、官僚や政治家の犯罪は立件されずに闇に葬られる。たまに出る議員の不祥事は不倫疑惑とか淫行とかであり、そんなものは政治には何の影響もない。辺野古の新基地建設で投入される2兆5000億円というゼニの中から自民党や公明党に議員にはいくらゼニが渡るのだろうか。その埋め立て工事に関わっていて、しかも菅官房長官の息子が勤務する大成建設から自民党にはいくら献金されるのだろうか。

 マスコミも腰抜けである。週刊誌で報道されるのは不倫やわいせつ事件のニュースばかりであり、ゼニにまつわる与党政治家のスキャンダルは報道されない。森友・加計学園の問題ももう忘れられたかのようである。安倍晋三は見事にウソを貫き通し、自民党は挙党一致でごまかし切ったのである。新聞やテレビなどのクソマスコミは政権に対して真っ向から勝負する気は全くなかった。圧力をかけられるのを恐れたからであるし、そんな報道をすれば電通から広告を切られてしまう。電通は政治家とつながっている。そうして正義はいつも踏みにじられる。今の日本はそんな国なのだ。

←1位を目指しています。ちょっと下がってきて焦っています。

03月02日(土)
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