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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■人物本位なんてふざけるなよ!
 テストの複数回化は多大な労力がかかるため、提言は「検討」という表現にとどめた。文科省は今後、複数回化の可能性を探るため、マークシート方式を維持しつつ、6教科29科目に広がっている現在の出題体制の縮小を検討するとみられる。提言は、将来の課題として、会場のパソコン上で問題を解く「CBT式」や、論理力や分析力をみる総合的な問題を導入する案も示した。
 高校在学中の「基礎」テストは、勉強離れの歯止め策の一つで、高校生が学習目標とし、指導効果を上げることを目指す。文科省は高1の必修内容を高2段階で実施することを念頭に置いている。参加は希望制で、在学中に再度受けることも可能とする方向だ。大学の一般入試の資料とはしないが、学力試験を課さないAO入試や推薦入試で、出願者の学力を把握する資料には使えるようにする。
 教育再生実行会議は今年1月に設置され、今回はいじめ対策や教育委員会改革などに次ぐ第4次の提言となる。この日は、続く第5次のテーマである「6・3・3・4」の学制のあり方についても議論に入った。

 センター試験を「一発勝負」ととらえてる時点でクソだな。あんな易しい試験はちゃんと勉強した者こそが当たり前のように高得点とれるわけで、一発勝負で馬鹿がたまたま高得点とれるような代物じゃない。9割とれたならそれは「馬鹿がたまたま」なんかじゃなくて、素質のある生徒がものすごく努力した結果なのである。それをなぜ評価しないのか。どうしてセンター試験の得点率全国1位の生徒氏名を発表して奨学金1000万円与えるなどの顕彰制度を与えないのかとオレは思うのである。

 偏差値50以下の高校では、高校と称しながら中味は中学レベルの勉強をしている。その現実を考えた場合、現行のセンター試験は難しいということになり、さらにレベルの低い試験を実施して「基礎」段階の試験にしたいみたいだが、それなら「中卒認定試験」でも実施すればいい。それに合格しない者は永遠に高校に入学できなくすればいい。そんなことを言い出すと、高校進学率が9割を超えてる現状とあまりにもかけ離れた主張ということになってしまうのである。

 高校生の学力低下という現実にただ迎合し、高校で中学の勉強をさせてることは間違ってるとオレは思っている。ある学校では難関大学受験のための勉強をさせているのに、ある学校では高校の英語の授業でbe動詞の使い方を教えているわけで、それはもはや高校と呼ぶに値しないのである。
 高校在学中の基礎テストなんてわざわざ新たに導入しなくても、ベネッセのような民間業者が「スタディサポート」という名称ですでに行ってる。そうした試験を追認すれば十分だろう。受験生は自分が取ったその点数を使用すればいいのである。

「知識偏重」のどこがいけないのか。推薦入試やAO入試を増やし、受験生の青田買いを奨励してきた結果、大学入試がどれほどおかしくなってしまったのか、教育再生実行会議のお偉方はわかってるのだろうか。むしろ推薦入試の全廃によって「受験は年が明けてから」としてくれた方が高校は高校3年の2学期の授業もきちんとできるのである。一部の生徒は早々と9月にはもう進学先が決まってるなんてことがどれほど現場をやりにくくさせてるのかわかってるのか。多くの受験生全入状態の大学にとって、今の入試の問題点はむしろ「知識軽視」なのだ。成績なんか無関係で来たものはみんな受け入れてるのである。それを見て一部の難関大学でもなりふり構わず学生集めに走ってるのである。会議の座長である鎌田薫さんよ、あなたも早稲田大学総長ならば学生を増やすことよりも慶応に勝つことを考えろよ。現行入試制度のメリットを早稲田大学が享受してるのに、それを台無しにするようなこんなお馬鹿な改革案を出したらだめだろう。いったい何をかんがえてるんだ。


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11月03日(日)
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