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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■同志社大学はバイク通学を認めよ!
 「観光スポットにするため、『八重の桜』にちなんだ『容保(かたもり)桜(ざくら)』を植える場所はあるのに、学生のバイク置き場をなくすのは納得できない」。こう話すのは、同志社大の社会問題サークル「ジャバスタ」代表の法学部4年、実重(さねしげ)隆宏さん(21)。
 容保桜は京都守護職を務めた会津藩主、松平容保にちなんで命名されたもの。今年2月、今出川キャンパス内に芝生を養生する憩いのスペースが設けられ、2本が植えられた。
 一方、同志社大を創設したのは新島襄。今年のNHK大河ドラマ「八重の桜」は新島の妻、八重の波乱に満ちた生涯を描いており、容保も登場している。
 こうした見方もあってか、「ジャバスタ」ではインターネット上で反対を呼びかけたところ、これまでに約1300人分の署名を集めたという。
 ただ、大学側は「計画は平成20年からあり、『八重の桜』が放映されたから整備したわけではない」と否定。バイク通学の禁止措置について、「学生が過ごしやすい空間の環境整備に力を入れている。事故の防止とキャンパスの環境整備に協力してもらいたい」と学生の理解を求めている。

 オレが大学生の頃、京都市左京区でも岩倉地区というかなりへんぴなところから通ってる学生たちがいた。その理由は圧倒的な下宿代の安さだった。1979年当時で一ヶ月の下宿代が5000円とか8000円という激安の物件も存在した。しかし、そこから大学まで通うにはかなりの距離を自転車で走らないといけなかったのである。今の下宿事情がどうなってるのかは知らないが、京都産業大学など北の方にある大学に通うために岩倉はいまでも学生下宿で栄えてるのかも知れない。

 同志社大学の今出川キャンパスが手狭になったのは、無秩序に学部数を増やして学生数を増加させた大学側の責任でもある。おそらく昼食時に近隣の食堂や弁当屋は大混乱してるのだろう。大学の施設が学生数に追いついていないのである。バイク置き場もその大切な施設の一つだ。もしもここで大学側がバイク置き場を一方的に廃止したとしたらどうなるか。置き場を失ったバイクは大学の外にあふれ、その結果近隣住民には大きな迷惑がかかることとなる。車道や歩道上が不法駐車のバイクに占拠されれば交通事故の危険性も増すだろう。

 大学側の一方的なバイク置き場廃止によって交通事故が増加することになればそれは大学側の責任である。通学中に起きる事故は基本的に大学生の自己責任でありそれを理由に大学側がバイク置き場を廃止するのはただの屁理屈である。福知山線で脱線事故が起きたからとJRの利用を禁止するようなものだ。学生の個々の交通事故には大学は無関係なのである。しかし、バイク置き場が廃止されてその結果発生する事故は明らかに大学の責任だ。これまでバイクで通学していた学生の権利を一方的に奪っておいて、その結果として発生した事故の責任を学生に負わせるのは間違っている。

 同志社大学にはゼニはたっぷりある。もしもバイク置き場が足りないのならば近隣の土地を購入して置き場を整備すべきではないのか。少なくとも学生数の増加に見合っただけの施設の整備を怠ったのは大学側の責任である。オレが大学生の頃、学生の体育の授業に使うグランドとかがなくて同志社大学では勝手に京都御所の中を使っていたという話だがそれなら文部科学省の定める大学設置基準を満たしていなかったことになる。

 同志社大学の周辺にはコインパーキングになってる空き地もまだまだかなり
ある。土地を購入する余地は十分にあるのだ。また地下に駐輪場を作ることもできるし、現在の駐輪場を2階建て3階建てにして拡大することも可能である。そうした工夫をせずに学生に不便を押しつけようとしている今の大学の基本方針を知ったら創設者の新島襄先生は何を思うだろうか。
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10月22日(火)
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