ID:41506
江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■シェールガスはエネルギー革命だ
現在輸入しているLNGの半値程度でカナダ産のシェールガスが輸入できるならば、国内でLNGを使用する火力発電所の建設を急ぐ必要がある。海岸部に広い遊休地を持つ業種ならそこにLNG火力発電所を建設すればその売電収入でかなり安定した利益が見込めるはずだ。電力会社の持つ既存の老朽化した石油火力や石炭火力に比べて低コストで発電可能ならば確実に利益が見込める。オレが新日鉄住金や東燃ゼネラルの社長ならすぐに建設の指示を出すだろう。今からやらないと輸入開始の時に間に合わないからである。もちろん輸入したシェールガスは消費しないといけない。交渉開始を早めればそれだけ安値で確保できるはずである。
一つのエネルギー資源の価格が下がるということは、その競争相手である他の資源価格も下がるということにつながる。石油や石炭も値下げしないと売れなくなるからだ。これまで投機筋によって支配されていた原油価格に、新たな価格決定要素が生まれそれによって資源コストが劇的に下がる可能性が生まれる。これは日本のような地下資源を持たない国にとって大きなプラスである。
もちろん日本にはメタンハイドレートという大きな可能性がまだ残っている。この利用が実用化すれば日本は100年間分の天然ガスを自前でまかなえるという。ただその研究にはまだまだ時間がかかる。アメリカがシェールガスの利用に至るまで長い時間をかけて困難を克服したように、日本もまた努力と創意工夫が求められているのである。政府はそのためにゼニを使わないといけない。
今から20年後、30年後のエネルギー事情はどうなってるのだろうか。少なくとも原発に依存してきたこれまでの状況はすっかり変わっているはずである。日本で今稼働している原発は一基もない。しかしそれで停電してるわけでもなく、社会生活にはなんの不便もない。そのことを我々はもう理解しているのである。
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09月22日(日)
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