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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■株式市場のイカサマは撲滅可能か?
また犯罪行為を行ってるのが外資系証券の場合、基本的にお咎めなしである。だからゴールドマンサックスとかBNPバリパなんかはやりたい放題である。ゴールドマンサックスはオリンパスの粉飾決算の情報をつかむやいなや、「買い推奨」して値段をつり上げて日本人の投資家に買わせ、そこでしこたま空売りを仕込み、そのあとの暴落でぼろ儲けしたのである。BNPバリパはアーバンコーポレーションの倒産騒ぎの時に、増資に応じるというガセ情報を発表して値段をつり上げて個人投資家の銭を巻き上げたのである。こういう詐欺そのものといった取引に対して金融庁はなんのペナルティも科していない。もしもこの舞台がアメリカで、犯罪をしたのが日本の証券会社ならばおそらく罰金は1000億円くらいになるだろう。ところが日本では全くなんの罰もないのだ。そこまで日本は舐められてるのである。
倒産前の企業はなぜその前に意味不明の株価変動をするのだろうか。会社の内部情報が漏れてるからとしか思えないのである。だったらその株を取引した人をすべて洗い出せばすぐに大口の取引をしているのが誰かわかる。しかし、そういう調査を金融庁は恣意的に行ってきた。そして、不正があっても告発する場合そうでない場合を使い分けてきたのである。いつも人身御供にされるのは金額にしてわずかな個人投資家である。銀行が黒幕の場合はこれまで一度も告発されたことがない。しかし現実には数十億のタネ銭を銀行が提供していることがある。暴力団が絡んでることもある。そういう裏事情を大手新聞社は100%取り上げないのだ。おそらくなんらかの不文律があるのだろう。
消費者金融のクレディアが倒産したとき、その直前、株価は実に不自然な値動きをした。そして空売りが貯まり、逆日歩(空売りしている人が払う借株料)が跳ね上がった。倒産の理由は、大口債権者の静岡銀行が、過払い金を払って倒産されるよりも、先に資金を回収するために仕掛けたからである。クレディアが倒産すれば、過払い金の返還義務はなくなってしまう。かくして静岡銀行は融資資金の焦げ付きを防いだわけだが、おそらくその直前に不自然な株価の動きにも一枚絡んでいるはずである。クレディア株のすべての取引を洗い出せば必ず静岡銀行の関係者が出てくるだろう。こんな古い事件をいちいち金融庁は調べないだろうが、怪しいモノはとにかく怪しいのである。
イカサマのなくなった日本の株式市場はどんな市場になるだろうか。もっともその前に世界の潮流に取り残された東証が生き残れるかどうかが問題なんだが。
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12月12日(水)
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