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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■契約金10億円でもいいじゃないか!
 〈契約金の最高標準額〉 新人選手の契約金についてのプロ12球団の申し合わせ事項。球界の憲法にあたる野球協約では触れられず、超過に対する罰則はなかった。ただ、07年に西武と横浜で最高標準額を超える契約が発覚した際、当時の根来泰周コミッショナー代行は両球団を厳重注意とし、「申し合わせに反するとして制裁を科すことは適当でないが、野球協約第194条にいう『野球を不朽の国技とし、利益ある産業とする目的』に抵触する疑いがある」と西武に通知している。逆指名制度は01年から自由獲得枠、05年から希望入団枠と名称を変え、07年に廃止された。07年10月、12球団は契約金の上限を1億円と出来高払い5千万円で合意し、破った場合は制裁を加えることを決めた。

 さて、読売巨人軍側はこのように反論している。「個別の選手の契約は申し上げられない。標準額は07年までは上限ではなく、超えても構わないというのがプロ野球全体の理解のはず。ルール違反ではない」つまり、「標準額」であって「最高限度額」ではないという主張なのだ。いかにも読売らしい詭弁である。

 オレは契約金の上限はいらないと思っている。というか、今の1億円が安すぎるのだ。ただ、貧乏な球団はいい選手が全然取れなくなってしまうわけで、それを防ぐためにと戦力の均衡をはかるために、高額契約金を認める一方でその金額と同額の制裁金をプロ野球機構に支払い、それを貧乏な球団が分けるというシステムにすればいいと思うのである。たとえば読売巨人軍がある選手を12億円で獲得したとする。その場合は超過額の11億円を他の11球団が山分けするという仕組みにすればいい。その新人が働くかどうかは未知数だ。一方あきらめた球団はノーリスクで1億円が転がり込むわけで、それを補強費に回せるのならば他球団も認めるだろう。

 超過支払い分のゼニを考えれば契約金の高騰も抑えられるだろうし、何よりも他球団を利するそのような高額契約金を支払うことを馬鹿馬鹿しいと考えるようになるかも知れない。ただ、価値ある選手は実際に存在するのである。どうしてもそれを欲しい球団がゼニを出すのも認めてもいいのじゃないか。ただ、球団の方も未知数の新人に高額を支払うことが馬鹿馬鹿しいと思うようになれば、一年目の結果を見てからというふうに考え方を変えるだろう。それでもいいかも知れない。少なくとも本当に素質があればダルビッシュ有のように必ず活躍してくれるからだ。

 オレは今回の報道を読んで、このような機会にしっかりと契約金裏金問題を解決してもらいたいと思ったのである。江川問題の時からそうなんだが、ルールを破っているのにいつも「自分たちは正しい」と言わんばかりの堂々とした巨人軍の態度には感動さえ覚える。こいつらほど傲慢な人種はいないだろう。交通違反をして捕まったときに「オレを誰だと思ってるんだ!」と開き直る中国共産党の幹部並の人格レベルである。観ていて実に面白くてならないのである。

 そして、いつもカスみたいな選手しか獲得しない阪神に対しても腹が立つのである。どうして今回名前が出たようなクラスの大物選手を一人もとれなかったのか。阪神のドラフト戦略ほど下手くそなものはない。

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03月16日(金)
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