ID:41506
江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
[18866373hit]
■ウォール街でデモをやってる人たちへ
日本でも格差社会反対のデモが起きているという。しかし、そうして抗議する若者は本当に世の中を変えたいと思ってるのか。ちゃんと選挙の時には棄権せずに投票してるか。実は20代の投票率は最低で、投票率そのものは年齢と共に上昇するわけだ。何も用事がなくてヒマな老人はちゃん投票に行く。わざわざ老人ホームから投票所まで送迎してくれるに政党もあるという。投票もしない若者にどうやって世の中の仕組みが変えられるのか。本当に世の中をよくしたい、変えたいと思うならばそれこそ外山恒一のように自分で立候補すればいいじゃないか。そうして若者に支持を訴え、投票にも行かなかった人たちを味方につければいいじゃないか。ところがそんなふうにはならないのだ。だって、若者はもはや連帯しない。ただ、毎日を怠惰に過ごすだけなのである。一度生活保護受給資格を手に入れたらその既得権にしがみついて一生遊んで暮らせると思うのである。そしてヒマなのでパチンコ屋に通うのである。
日本の社会に大変革をもたらすためには既存政党に頼っていてもダメだ。自民党が民主党に変わったからと何かが変わったか。官僚の天下りは相変わらずだし、その天下りの連中は高給をもらいつつもロクなことをしていないじゃないか。規制緩和どころか縄張り意識と官官癒着の構造はそのままでいつまでたっても税金の浪費体質はそのままだ。そんな今の政治に不満があるならば、それこそみんなが日本共産党に投票すればいいじゃないか。そうなれば劇的に世の中は変わるかも知れないとオレは思うのだ。ところがみんなそこまでの覚悟がないから、「自民→民主」程度の変化しかできないのである。この両党は基本的に政治をメシのタネにしてきた族議員連中の集まりだから本質的な部分は何も変わらなかったのだ。
別に働かなくても生きていける。働く気がなくても無理に働かされることもない。餓死して行き倒れになる前に誰かが救ってくれる。だってここは日本だからだ。そんな飽食の国で我々は暮らしているのである。格差社会打倒を叫ぶその目的が「社会構造の変革」という大きな目的じゃなくて「とりあえず自分の給料、ちょっと増やしてチョ」という私利私欲にまみれたものであることは明らかだ。
学園紛争が吹き荒れたあの頃、東大の安田講堂に立てこもった学生たちはこんな落書きを残したという。
「連帯を求めて孤立を恐れず、力及ばずして倒れることを辞さないが、力尽くさずして挫けることを拒否する」
今の若者は果たして「連帯」などできるのだろうか。
↑エンピツ投票ボタン。押せば続きが読めます。登録不要です。
10月19日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る