ID:41506
江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■ダムの放流が被害を拡大しました!
 熊野川懇談会発足当時の委員長だった江頭進治・政策研究大学院大客員教授(河川工学)は「川で利益を上げている以上、事業者も社会的責任を果たすべきではないか」と指摘している。【藤顕一郎、日野行介】

 もちろん長雨で降った雨の量を思えば、仮にカラッポにして備えたところですぐに満水になっただろう。だから今回の水害は不可避だったのかも知れない。しかし、もっとも水量の多いタイミングでダムが放水してしまったというのは事実なのだ。できる限りの流水量の調節をしようと工夫していれば、下流域の被害も少し軽減されて少なくとも死ななくて済んだ大勢の人がいたはずである。

 オレは今回のダムの放流タイミングの悪さが被害を拡大したと思っている。ただ、そのことが洪水の直接の原因だと立証するのはなかなか困難である。それこそ「業務上過失致死」という罪状で裁いてもらいたいところだが、そんためには膨大な時間と労力を必要とするだろう。残念なのはやはりダム側が「ダム」のことしか考えていない技術屋の集団だったということかも知れない。その放水が下流にどんな被害をもたらすかなんて、一度も考えたことがなかったのだろう。吐き出した水がそのまま狭い谷を埋め尽くして奔流のように流れていったときに「しまった・・・」という人間的な感情は持たなかったのだろうか。

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09月15日(木)
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