ID:41506
江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■いつか帰れる日まで・・・・
 オレはもしも自分が避難地域の住民だったらどうだろうかと考える。住む家を失っただけではなく、多くの住民が職場も生活基盤も何もかも失っているのである。その補償がきちっと行われているのだろうか。何十年も続けてきた仕事を奪われて、それでも生活のために新たな仕事を探さないといけないという苦しみをそもそも金銭に換算できるのかと思うのである。少なくともそうした多くの訴えに対して、政府や東京電力は誠実に向き合う必要があるはずだ。ゼニでは換算できないものだが、とりあえずはゼニだ。最低でも避難前の収入が補償されるような水準にしないといけない。

 もしも住宅ローンを払ってる家が避難地域にある場合、そのローンは払い続けていることになっているだろう。しかしその家には住めないのである。政府が借り上げということになってその家の地代を受け取るようになれば、そのゼニでローンを払えということになるのだろうか。もしも地代は受け取りながらローンを踏み倒せばどうなるのか。しかし住んでもないし住める可能性もない家に対して住宅ローンを払わされるというのはどうか。そうしたさまざまな難題が、それこそ避難住民の数だけ存在するのだ。 

 いつか帰れる日までこの苦悩は続く。しかしその「帰れる日」というのが果たしてやって来るのだろうか?

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08月28日(日)
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