ID:41506
江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■いもねぎよ永遠に
後継者がなく、店主も高齢となれば閉店も致し方なかったのかも知れない。オレが気に入って通ってる店はなぜか次々とこのような運命を迎えるのである。なんともせつないのである。もしもこのことを知っていたらオレは迷わず閉店前に出かけただろう。
この「いもねぎ」自体はそんなに難しい料理ではない。材料を用意すればオレも作ることができる。ただ、他の店がそのメニューをパクらなかったのは、もしかしたら京都人の良心みたいなものだったのかも知れない。たとえ「わびすけ」がなくなっても、オレの記憶の中に永遠に「いもねぎ」の思い出は存在する。もう「わびすけ」は無くなったのだから、ここは他の店が堂々と名物の「いもねぎ」を引き継いで提供すればいいと思うのである。店主の親族の方とか、誰か「この味を残したい」と思う人はいないのだろうか。あるいは全く血のつながりが無くてもいい。新しくできるビルにテナントとして入って、新たなコンセプトで「新・わびすけ」を開業する人はいないのだろうか。この名店が消滅してしまうのがオレはあまりにも惜しいのだ。
「わびすけ」=「いもねぎ」があまりにも有名となってしまい、他のメニューの存在が忘れられてしまったのだが、実はオレの好みは「きつね丼」だったりするのである。甘く味付けされたおあげさんがたっぷりはいったあの「きつね丼」は絶品だったよ。オレは「いもねぎ」も恋しいが、あの「きつね丼」が食べられなくなったことも残念なのである。さよなら「わびすけ」。さよなら「いもねぎ」。そしてさよなら「きつね丼」。
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07月05日(火)
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