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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■今こそラブホテルの価値を再認識しよう!
 死亡・行方不明者合わせて2000人近くを出した名取市でも、ラブホテルはどこも家族連れで満室だ。
「ラブホテルは海岸近くではなく、バイパスや高速沿いに林立しているので、被害は比較的少なかった」
 とラブホテル関係者。実際に海岸から6キロメートルほど内陸にあるバイパスを車で走るとラブホテルが並んでいた。「入湯のみ30分500円人数制限無し 1時間2000円24時間受付可」「おフロ・シャワー営業中です!! 子供無料」等といった紙を貼っていた、あるラブホテルの支配人がいう。
「大震災で困っている人たちがたくさんいる。ウチでも何かできることはないかと、被災者の方にお風呂だけでも提供したいと考えました。1時間は2000円とちょっと高めに設定していますが、それは少しでも多くの方に入浴していただきたいからです」
 商売無視だという支配人、被災者に喜んでもらえたことが嬉しかったという。
※週刊ポスト2011年4月22日号

 18歳未満の人がラブホテルを利用することは風営法で禁止されている。だから「家族連れ」で入ることは本来法律違反である。しかし、そんなところで「法律違反です!」と取り締まろうとするクソみたいな警察官がいれば困ったことである。ラブホテルの経営者たちも「法律違反」であると認識してその上で「人助け」のつもりで家族連れに開放しているのだ。

 家を失った子どもたちは、家族で一緒にお風呂に入ってはしゃぎまわる楽しみも奪われたのだ。家族連れでラブホテルに入れば、そこにはたいてい大きなお風呂があって家族全員で入れるのである。入浴の回数も制限された避難所と比べてどれほど快適だろうか。体育館などの硬い床と違って、ふかふかのベッドがあるのだ。ゲーム機の貸し出しをしてくれるところもあるし、リクエストのDVDを観たりカラオケを楽しんだりもできる。それらのサービスがすべて「オマケ」として存在するのがラブホテルのすばらしい点である。

 1月に風営法が改正され、多くのラブホテルが「擬装ラブホテル」というレッテルを貼られることとなった。その中には廃業した所もあるという。しかし、法律で規制することが果たして必要なのか。このすばらしき日本文化は「よりよいサービスを客に提供しよう」という競争の中で進化してきたのである。それをどうでもいい法律でがんじがらめに規制することが正しいことだとはオレは思わない。

 ラブホテルが弾圧されて消滅したとしても、愛し合ってるのに二人きりになれる場所が手に入れられないカップルはいつの時代も存在する。そういうカップルが、人目につくところでいちゃつくようになれば風紀紊乱である。恋人たちの甘い時間を守るために、ラブホテルはいつも大切な場所を用意してくれるのだ。そこは今や恋人たちだけのものではなくて、家族のありがたさをしみじみと感じることのできる癒しの場所になったのである。

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04月17日(日)
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