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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■きみは額賀空港を知ってるか?
 07年3月、頭を悩ましていた県幹部の目にとまったのが、オーストラリアのLCC「ジェットスター航空」の関西空港就航のニュース。機内サービスを簡素化にし、運航コストを抑えて運賃を格安化。関空−ケアンズ線の同社の往復運賃は最低4万円(空港税などは別)という。
 こうしたLCCなら、羽田、成田より着陸料などが安い首都圏の第3空港として売り込めると踏み、県は「いちかばちか」(担当者)と誘致に踏み切った。
 「LCCが利用しやすい空港に」と橋本昌知事は2月、出発と到着ロビーを1階にまとめるなどターミナルビルの設計変更を発表。スタッフ削減による航空会社の人件費抑制が狙いで、全国初の試みだ。
 ≪思惑にずれ≫
 LCC側の要求に県が応えられるか課題は残る。3月末、マレーシアの「エア・アジアX」との現地交渉したが、同社は電器店や衣料品店のような東南アジアの観光客をひきつける魅力を地元に強く求め、思惑のずれが浮き彫りになった。
 慶応大の中条潮教授(交通経済学)は「LCCのマーケティングの考え方に合わせて交渉しなければ就航は難しい」と指摘する。

 とにかく就航してくれるならどこでもいいとなりふりかまわず交渉しているみたいである。旅客需要がないなら最初からそんなものは造らなかったらいいのだが、需要なんかどうでもいいのである。このような馬鹿公共工事というのは空港を建設すること自体が目的であり、そこで税金を浪費することが目的であり、ゼニをばらまいて地元業者を潤して選挙の時に自分に投票してもらうことが目的なのである。

 そもそも茨城に空港を造って、海外からの観光客を呼び込めると思ってるのであろうか。茨城には納豆しかないとオレは思っている。残念ながらオレは納豆を食わないわけで、オレの頭の中の日本地図には茨城県という地域は存在しないのである。オレに言わせればこの空港建設は全くの無駄なのである。

 それにしてもこの額賀福志郎というのはゼニに関する疑惑の絶えないオッサンである。防衛庁の守屋次官が山田洋行から接待を受けていたときもこのオッサンは同席しているのである。この同席に関しては守屋が証言していて、額賀が久間章生元防衛大臣と一緒だったことになってるのだが、額賀自身は「記憶にない」ととぼけているのである。そんなことも忘れるような馬鹿なら議員を辞職してもらいたいくらいだが、自分に都合の悪い事実だけをきれいさっぱり忘れられるのも政治家の特性かも知れない。

 怪しい連中から接待を受けるわ、そいつらにパーティー券を買わせるわ、クソの役にも立たない空港に800億近いゼニを浪費するわのとんでもない国賊はさっさと落選させたいというのがオレの希望なんだが、残念ながらそんなクソ野郎でも茨城県民にとってはイナカモンドリームを実現してくれる神様のような立派な先生なのだろう。いくらオレがこの日記で罵倒しても、このクソ野郎を落選させることはできないのだ。

 せっかく建設しても飛行機がほとんど飛ばず、滑走路にペンペン草が生えてるようなところは他にもいくつもある。佐賀空港などもその好例だろう。オレは思うのだが。こんなもんを造った県には責任を取らせて。すべての県民が年に2回利用するとかのノルマを定めて、強制的に利用を増やすしかないとオレは思っているのだ。変なものを造らせた場合は県民に責任を取らせるのだ。そうすれば無駄な税金のバラマキを要求するゆすりたかりの類の田舎代議士も減ることだろう。下手に造ると県民の恨みを買ってしまうからだ。


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06月06日(金)
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