ID:41506
江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■遺棄化学兵器で金儲けする売国奴たち
 オレはこの「遺棄化学兵器」を「遺棄」と呼ぶこと自体に腹が立つ。日本軍は確かに化学兵器を使用するために保持していた。しかし、それらの兵器は武装解除を受けたときにすべて台帳付きで中国国民党軍に引き渡してるのである。もちろん日本軍が所有していた兵器はほとんどが通常兵器であり、その膨大な通常兵器はそのまま中国国民党軍の武器となったわけで、彼らはそれをタダで手に入れたわけだ。その通常兵器に比べればごくわずかしかなかった化学兵器も一緒に国民党軍は入手した。引き渡された化学兵器がどれだけだったかは台帳に記されているはずである。その処理費用なんてたいした金額ではないはずだ。中国に要求のままにゼニを払えばおそらく最終的には数兆円という金額になってしまうだろう。ただ、オレが断じて許せないのは中国のその恐喝ビジネスに協力して巨額のおこぼれにありついてるハイエナどもが日本企業であるということだ。こいつらこそ真の売国奴である。国家に対する裏切りと詐欺という罪で全員を死刑にするべきだとオレは主張したい。

 これらの化学兵器が「遺棄」されたものであったとしても、それを遺棄したのは日本軍ではなくて中国国民党軍である。だから正確には「旧日本軍遺棄兵器」ではなく、かなり長くなるが「旧日本軍から中国国民党軍に無償で供与された後、国民党軍が八路軍との戦闘には使わず結局は遺棄してしまった兵器」と書くべきなのだ。新聞で報道するときにきちっとこのように書いてくれれば誤解がないのである。

 日本政府はただ相手の言うがままにゼニを払うべきではない。その兵器の由来をきちっと説明した上で、日本が処理してやるのは「好意」からであり、責任があるからそうしてるのではないと主張すべきなのだ。そうでないとこれからも無限にゼニをとられ続けるだろう。

 実際にどれだけの化学兵器が埋まってるのか日本人が入って現地調査させてくれるのか。あの秘密主義の国がそんなことに応じるだろうか。中国側が勝手に主張した量をそのまま受け入れてるのではないだろうか。チベット騒乱の死者を事実の100分の1くらいにウソ報道する国である。おそらく遺棄化学兵器の総量も実際の100倍くらいに言ってくるだろう。その結果実際は100億円で住むはずの処理費用が、100倍の1兆円かかることになるのだ。すでに840億円というとてつもないゼニが支出され、そのゼニはあやしいコンサルタント会社と、中国側のおそらくは共産党の幹部のフトコロに入ってるのだろう。そして現地では日本政府が支出した金額のほんの1%ぐらいの金額で、アリバイ作りにただ地面を掘り返したり、どうでもいい道路を造ったりしてお茶を濁し、実際は何も処理など行われていないのが現状だろう。処理してしまえばもう金づるはなくなる。だから中国側としては化学兵器は永遠にそこに存在しないといけないのである。

 日本側にある台帳と比較して、中国側が過大な量を主張してくれば、日本政府は断固としてその要求をはねつけるべきだ。これまでに中国にだまし取られた金額の多さをこそ抗議するべきだ。そして今後は一切の要求に応じることなく却下し、売国企業の連中はみんな刑務所にぶちこむべきである。

 「兵器を遺棄したのは日本軍ではない」という主張をなぜ日本政府は一度も行わなかったのか。なぜこの問題に関して日本政府はかくも弱腰なのか。オレにはわからないのである。こんなことだからあの全体主義国家に舐められるのである。

 それにしても中国政府の洗脳教育はひどい。まるで戦前の日本である。聖火リレーを守るためにサンフランシスコでは現地に在住する中国人が「チベットでの虐殺報道はデマだ」などと主張してるそうじゃないか。本来、中国の人民は政府の横暴と戦い、チベットの民と連帯すべき存在なんだ。それが洗脳教育のために政府のやってることが正しいと信じ込まされて、中国人民がチベット人に対して敵意を持つなんて悲しい事態になっている。オレは来日時のニュース映像をテレビで見たが、ダライ・ラマ14世という人格者を「ダライ一派」などと貶めて悪の手先のように叫ぶ中国メディアこそが悪の根元なんだと正直言って思ったぜ。


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04月12日(土)
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