ID:41506
江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■小麦価格の謎について大胆に憶測する!
小麦価格の上昇はアメリカの国策である。石油価格の上昇によってオイルマネーが巨大な力を持ったことに気づいたアメリカ政府は、自国の主力商品である穀物価格を上昇させてゼニを手に入れようとしてるのだ。おそらく先物相場をどんどんつり上げて高値を演出しようとしてるのだろう。その結果アフリカでどれだけ餓死者が出ても連中は全く気にしない。アフリカの多くの国が食料の輸入国になってしまい、食糧自給率が下がったのは植民地支配した欧州各国の責任である。イギリスやフランスなどの欧州諸国にはアフリカを飢えさせないという義務があるはずだ。かつて大量の奴隷を輸入することでアフリカの地域社会を崩壊させたアメリカにも責任はある。
アメリカのこの世界戦略に対抗するには、アジアの諸国が米を主食とする経済圏を構築して立ち向かうしかない。「我々にはコメがある!」を旗印にしてアジアが団結することだ。その中でもっともうまいコメを生産できるということで日本が頂点に君臨し、コメとの兌換紙幣「米券」を変動相場制で発行し、世界で米を食べる人口比率を拡大させて小麦支配に対抗するのがいい。単位面積あたりの収穫量で米は小麦を遙かにしのぐ。
小麦の30%の値上げをあっさりと商社が飲み込んだとして、最終的にそれを負担させられる消費者は食べる量を減らす程度の防衛策しかない。カロリー取りすぎの肥満者は喰うのをやめろとか言うと叱られそうだが、基本的に日本はまだ飽食である。国によって管理されてる今の状況に反旗を翻して、「もっと安く輸入できるはずだ!」と言う主張が商社の側から出てくることを期待したいが、高度成長の頃と違って今の商社マンはみんな牙を抜かれたおとなしい連中ばかりなんだろう。唯々諾々と政府の方針に追随するしかなく、下手に文句を言えばどんなしっぺ返しがあるかわからないという状況なんだろうとオレは憶測する。
「こんな高い小麦は買えない!」
「明日からは日本人は米を食う!」
などと宣言して小麦を暴落させるような気概のある政治家は出ないのか。小麦を輸出する側も、日本という優良市場を失いたくはないはずである。
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02月17日(日)
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