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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■ぼったくり家主を撲滅せよ!
大家が学生相手のアパートを経営してると、毎年春にはこの礼金が大量に入ってくるわけである。それだけでは飽きたらずに2年ごとに更新料という名目でさらに家賃の2ヶ月分くらいをぼったくったりしていたのである。月の家賃が3万円のアパートでも、敷金が10万礼金が15万、更新料が2年ごとに6万取られるので、4年間入居していれば175万円も払うことになったのである。一ヶ月あたり36400円だ。しかし一年で出るということになればかなり割高につく。一ヶ月あたり約5万円を払ってるのと同じである。そんなぼったくり家賃や礼金、更新料を支払っていた人が「どう考えてもこれはぼったくりだろう」と思ってその守銭奴家主を訴える訴訟を起こしたのである。
マンション更新料は無効 京都の会社員が貸主訴え
賃貸マンションで契約更新料として毎年10万円を支払わされたのは消費者契約法に違反するとして、京都市北区の50代の会社員が、貸主に更新料計50万円の返還を求める訴訟を13日、京都簡裁に起こした。同法に基づく更新料返還訴訟は初。
訴状によると、会社員は平成12年8月、同市左京区にあるマンションの部屋を家賃4万5000円、更新料10万円で1年契約を結んだ。その後、合意の上で契約を更新し5年間で更新料計50万円を支払い、昨年11月に契約を終了した。更新料は、東京や京都では慣行となっているとされる。
会社員の弁護団は「更新料は合理性がない単なる慣行。借り手が一方的に不利益になる不当な条項だ」としている。(2007/04/13 17:41)
京都や東京でなぜこの「更新料」というぼったくりシステムが存在するのか。それは京都や東京では短期で出て行く学生が多いためである。家主にしてみればどんどん住人が回転してくれた方がそのたびに礼金もじゃかすか入ってくるのでサクサク儲かるわけだ。ところが社会人が入居すると迷惑なことに何年も居座るので家賃しか儲からない。(そんなこと当たり前だろ!)それで長期入居の人間からもゼニをじゃんじゃんふんだくるためにこの「更新料」という仕組みを編み出したのである。
ここで考えて欲しいのは、礼金がたくさん転がり込むのはたまたま学生がたくさん入居しているという事情があったからであり、普通の社会人向けの賃貸住宅なら住人の入れ替わりなんてことはそんなにしょっちゅう起きるものではない。だから礼金なんてものもそんなに期待できない。そこで代わりに更新料をぼったくるということで、長期入居の人間に対して一種の懲罰を与える仕組みを考え出したのだ。車検制度のおかげで新車が売れる。車検の度にけっこうなゼニが掛かるので、どうせゼニが掛かるのならいっそのこと買い換えた方がと思う人も出てくる。つまり車検制度は実は自動車販売店の利益を陰で支えてるのである。それと同じ現象なのがこの「更新料ぼったくり」であり、その結果更新時期に更新しないでよそへ引っ越す(つまり車検を通すのをやめて買い換える)方たちが大勢発生するのである。その結果家主たちはみんなその恩恵を享受できるわけだ。
ところが今は部屋は余ってるはずである。そう、条件の悪いところは空き室だらけである。しかしそうなると家主はさらにそのわずかに埋まった部屋の住人からぼったくるのである。決して家賃を下げようとはしないのである。とにかくひどい連中である。資本主義社会の需要と供給の論理がこの「家賃」という世界には働いていないのだ。価格破壊を行う家主が出てこない最大の理由として、オレは業界の陰謀を想像する。安くて適正な家賃を提示するような良心的な家主はなんらかの理由で排除されてしまっているのに決まっている。法外な値段を請求する悪徳家主ばかりが生き残るから家賃は高止まりしているのだ。
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04月14日(土)
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