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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■デート商法に気をつけろ!
しばらく経ってから彼のもとにはそのデート商法をやってる悪辣な会社からのメールが届いた。そのブログの記事を削除しないと損害賠償を請求するという内容だった。しかし彼はブログ上で削除しない意思を表明し、そのまま公開を続けたのである。それから数日後、彼の元には弁護士から内容証明郵便が届いた。彼の住所をどうやって調べたのかはわからないが電話番号から割り出したのだった。普通ならそこでびびってしまうところである。しかし彼は何と、それまで伏せ字にしていた相手の業者の名前の伏せ字をやめてそのまま公開して書いたのである。宣戦布告である。
すると業者もすかさず卑怯な手で応戦してきた。彼が書いてるブログの管理プロバイダに抗議して、業務妨害だからその記事を削除するようにと命令を出してきたのである。「プロバイダ責任制限法に基づいて該当記事の削除を要求する」という通知が彼の元に届いた。記事を削除しないとブログそのものが削除されてしまうことになりこれはブロガーにとって死刑宣告にも等しい。ブログ管理会社であるサイバーエージェントは、正義の告発ではなくてここで悪徳商法の側に味方したのである。彼はやむなくブログの当該記事を削除した。彼はブログ管理会社に電話して「記事が名誉毀損であるかどうかは裁判官や警察の判断することである」と主張したのだが、管理会社は「話し合いの余地はない」と却下したのだった。
このいきさつに大いに興味を持ったオレはそのデート商法の業者のWEBサイトに行ってみた。なんと、そこには勧誘員たちのブログが存在したのである。都合の悪いコメントは削除されてるのか、八百長のようなヨイショするコメントばかりが並び、商品紹介のページには全く価格が記されていない。これはぼったくりの鉄則である。怪しさ満点のそのWEBサイトを見て、オレは「やっぱりこいつら胡散臭いぜ」と思ったのである。
このような日記を書くと、おそらくどこかの業者が「名誉毀損だ」「業務妨害だ」とオレに抗議してくるかも知れない。しかし、オレはこの日記で具体的な業者名を一切出していない。それにも関わらず抗議してくるということはその業者がこのようなデート商法をしていて身に覚えがあるからである。オレはここで「ちゃんとした良心的な業者もあると思う」と公言している。良心的な業者は気にすることはないのである。もしもそんな抗議メールを送ってくるいわゆる「やぶへび」業者があれば、ここにその業者名をさらしものにするつもりでいる。
最後に、オレはその悪徳業者が検挙されて警察に捕まることを願っている。その時にはデート嬢と呼ばれる勧誘員たちもみんな検挙して詐欺罪で刑務所にぶち込んで欲しい。このような悪徳商法は加担した組織の人間全員が犯罪者であるとオレは思っているからである。被害に遭われた方はどうか勇気を持って警察に駆け込んで、自分の受けた被害について説明してこのような被害の連鎖を食い止めて欲しい。
この日記執筆に関して、資料を提供してくださったK氏に深く感謝する次第であります。この場をお借りして御礼申し上げます。
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10月03日(火)
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