ID:41506
江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■ハメこまれた人たち・4
この間におそらく、着々と売り抜けが進行していたのだろう。待っていれば必ず値下がりするのが仕手株の末路だ。ところがパニックに陥った多くの売り方は恐怖のあまり焦って600円以上で返済買いして損切りすることになった。もしも402円で1万株空売りした人が9月7日のもみ合ってるときに630円で返済したなら、「630−402=228」228万円の損失、さらに逆日歩を80万円支払うことになって合計308万円、信用保証金の2.55倍の損失となったのである。3万株も4万株も空売りしていたらいきなり破産という可能性だってあったのだ。
しかし、悲劇はそれだけでは済まなかった。9月8日、内海造船の株価は今度はいきなり暴落してストップ安の530円(−100)になる。空売りした人は損失がそれ以上膨らまないようにリスクヘッジの手段として両建て、つまり同数の株を買うことで一種の保険をかけることができる。600円台での買いが膨らんだのは返済買い以外にこの両建て分も多かったのである。もちろん両建てしてる人は、値下がりしてくればその必要がなくなるので売却して両建てをはずす。しかし、ストップ安になれば売りたくても売れないのである。今日9月9日も内海造船は大きく値下がりして445円(−85)で引けた。結局この株を売った人も買った人もほとんどが財産を失って退場するしかなかったのである。いったい誰が儲けたのか。この一連の値動きをすべて仕切った仕手筋はいったい誰だったのか。322円の時にここを推奨銘柄として発表したあの投資顧問こそが一番怪しいとオレはひそかに睨んでいる。
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09月10日(土)
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