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サッカー観戦日記
by T.K.
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■流鏑馬観戦
私はもちろんフットボールファンなのだが、広くスポーツファンであり、ほかのスポーツも観戦数こそ少ないながらも幅広く見る。スポーツの定義は人それぞれだが、まあ私の定義は幅広い。で、主に見るスポーツを10個挙げると

フットボール
アメフト
ラグビー
バスケ
駅伝
競技かるた
金魚すくい
鳥人間コンテスト
流鏑馬
カーレース

というあたりになる。この10個のスポーツは3年以内の範囲ではすべて観ている。3年以内の範囲ならば、ほかに忍者選手権(甲賀忍者村)、ボートレース(早慶レガッタ)、野球、ヨットレースを各1回観ている。

で、今回は流鏑馬に行った話だ。流鏑馬は乗馬して走りながら的に矢を当てるものだ。的に何回当てるかを競うが、近代スポーツ的な発想では競技化されていないし、競技団体もない。千年以上続く伝統があり、現在では神事だ。しかし身体操作を伴う活動であり、スポーツの語源からすればスポーツそのものだろう。近年は囲碁もスポーツに含める流れがある。スポーツは日本的な「体育」とは意味が違う。このあたりを学術的に解説するのは手間なので割愛するが。

さて京都三大祭りの一つ、葵祭。その中で重要な役割を果たすのが下賀茂神社だ。京都市内というか市内中心部からすれば北のほうにある。駅でいえば京阪出町柳駅近くだ。古来より信仰を集め、市内では最大級の広さだ。流鏑馬も葵祭の一環なのである。流鏑馬は境内の馬場を使う。観覧席は4千円で、前売りは完売し、当日券を販売するという。13時から15時半だが、神事というものは競技時間とは別物だ。13時には始まらない。しかしなるべくいい位置で観戦するために12時半前に着いた。が、当日券は買えないだろう、と説明されて、立ち見の無料観覧に向かう。
場内には的が三つある。その一つ目の的付近に入った。なるべく前に詰めるが、若い神職が後ろが通路なので通れるように、自分が当たる人は移動してください、という。私はOKだった。後ろの参道から観てください、という話だが、それでは臨場感がない。
13時には当然始まらない。13時半出走(そういう表現を使われる)と言われた。私は当然立っているし、しかも少しでも見やすいよう前に詰めなければ、あとからほかの人に身体を入れられてはたまらない。一定の集中力を持って待機する。場内では神事が続く。参加者や神職、雅楽の人が演奏しながら更新し、往復する。13時半になっても全く始まらない。が、神事が終わって参加者がスタート地点に向かう。流鏑馬には公家スタイルと武家スタイルがある。最初の三人が公家スタイルで流鏑馬には適していない装束である。それを直して向かうわけだ。武家スタイルの装束は流鏑馬に適している。場内には放送が流れて説明してくれる。
14時前、いよいよ出走。一人目が駆け始める。的の手前で気迫の声を出して的を射る。一つ目の的には当たらないが、なかなかの的中率である。射手は全員男性。伝統神事だから?とは思うが、外国人もいる。一つ目の的しか見えないが、放送が説明してくれる。的は一回一回外して設置し直す。因みにひし形で、弓道の的よりもずっと小さい。ハンディカムで頑張って撮影する。二人目三人目も様式は同じである。4人目で装束は変わるが、作法はほぼ同じようである。射手は右利きだから左側に射る。観客も射手からすれば右側にいる。一つ目の的は的中率低かったが、二つ目、三つ目の的はかなり的中していた。射手がどのくらい練習しているかわからないが、競技活動にはかなりお金がかかるだろうに、なかなか上手かった。
5人が終わって、今度は方向を逆にして、つまり今度は射手にとっては右側の的に射るのだが、帰り始めた人がいることと、私の後ろの人たちはロクに見えなかっただろうから、場所を譲る意味で私も帰る。

帰りは京阪出町柳駅から初めて特急のプレミアムカーに座る。有料席で要はJRグリーン車である。400円。なかなか快適。ケチな関西人はこの種の席を買わなかったはずだったが。今は2両繋いでいる。枚方市駅まで乗って、バスで高槻市まで帰った次第である。

05月03日(日)
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