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サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校女子選手権大阪大会決勝リーグ 大阪学芸−追手門学院 プリンス関西 滝二−近大和歌山
高校女子選手権大阪大会はトーナメントの上位4校による決勝リーグで上位2校を決めて関西大会出場を争う。激戦区大阪だけになかなか読めない。第1試合には春の女王・大阪学芸が登場する。もとC大阪監督の副島監督率いるチームである。
大阪学芸 追手門
−−−十一−−九番−−− −−−十一−−五番−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
十番−六番−−八番−七番 七番−十五−−十番−九番
三番−四番−−五番−二番 六番−三番−−四番−二番
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−
追手門は2列目からの飛び出しの意識が高いのに対し、大阪学芸は中央をセンターバック2枚だけで守る意識が高い。6番も下がらない。センターバックはともに声を出しリーダーシップを発揮してラインを高く保ち、個人能力も高い。6番は展開力があり、10番は大柄ながら俊敏なドリブラー。2トップは相変わらず強力。高さがあり強さも加え確実にポストをこなす9番と、そこまで行かなくても代わりに飛び出せる11番と。この2トップが全国制覇には不可欠だろう。追手門ではまず2番が気が強そうなファイターである。彼女がいなければ大阪学芸10番が蹂躙していたのだろうが。5番はセンターフォワードだが、キープ出来ず潰される。これは大阪学芸センターバック陣が堅すぎるためでもある。7番11番9番は中にも飛び出す。
さて開始2分、大阪学芸2番の右CKに5番ヘッド。1−0。6分、タテ一本に11番抜け出し2−0。春の大阪チャンピオンにして全国高校総体出場校大阪学芸が序盤から牙をむき出しにする。更には17分、右シュートに10番詰めたり、21分、7番ミドルがバーを叩いたり猛攻が続く。29分追手門、サイドチェンジを9番カット、5に入れるが左に外れる。大阪学芸は8番も飛び出し始め、2番の正確なフィードも冴え、3番が守備的な選手ということもあって右の破壊力が増す。前半2−0。
後半も大阪学芸の猛攻が続く。しかし追手門もさすが大阪ベスト4で、しっかり抵抗し、鍛え抜かれたチームであることを示す。57分(40分ハーフ)7番から9番が左足シュート、決定機。大阪学芸は選手交代も交えながら運動力を維持し、リードを守る。しかし追手門の2列目の飛び出しに対し、6番を下げずに5番と4番だけで守るのは2点リードしているチームのすることだろうか?危なっかしい。後半30分、別の試合を観に行く関係で会場を後にする。
ちなみに後に戻ってきたとき、後半給水間近だったが、第2試合、大商学園1−0大阪桐蔭だった。大阪桐蔭は猛攻を仕掛けていたが、久しぶりに「守備の大商学園」を観た。センターバック陣を中心に堅かった。そして奪ったら単に蹴り出すのではなくつなげるので時間稼ぎもできる。大阪桐蔭が押しているように見えて、大商学園が安定した力を見せて、1−0で勝利した。
プリンスリーグ関西
滝川第二高校−近畿大学附属和歌山高校
9月22日 10時30分 堺S6 ピッチ人工芝
滝二 近和
−−−千原A−小山−−− −−−−−林−−−−−−
−−−岡本−−井関−−− 笹尾A伊藤−−永山−湯川A
口石−−−島−−−−片山 −−−−−金岡−−−−−
−−−全−熊崎A眞古−− 崎山−小笹−−横瀬A松芙A
−−−−−西垣−−−−− −−−−−藤本−−−−−
滝二 監督:松岡徹
GK 12 西垣悠暉 181/74 00/05/10 3年 セレッソ大阪西
DF 2 眞古大輔
17 全星矢 174/65 00/11/27 3年 FCフレスカ神戸
5 熊崎秀亮 179/64 01/05/21 2年 サルパFC
6 片山大地 168/55 01/07/27 2年 FCフレスカ神戸
MF 20 島和暉 178/64 00/09/03 3年 尼崎ミュートス
24 井関雄太 166/62 00/10/06 3年 FCフレスカ神戸
4 口石典明 175/60 02/02/28 2年 神戸FC
FW 9 千原颯太 170/60 01/08/06 2年 神戸FC
16 小山愛生 171/65 00/05/05 3年 センアーノ神戸
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09月22日(土)
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