ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■地域チャンピオンズリーグ 決勝リーグ第2日 女川−市原 宮崎−アミティエ
毎度の気がするが大会の意味合いについて。日本のサッカー界は全国リーグが4部制になっている。プロのJ1・J2・J3とプロアマ実業団大学何でもありのJFLだ。JFLの下には関東や関西など全国9地域リーグがある。この大会は9地域リーグからのJFL昇格を目指す大会である。9地域リーグとJFLでは様々な意味で大きな差があり、しかも9つのリーグから1つのリーグへの昇格を争うため、9地域リーグで優勝しても即昇格とはならない。本大会には12チームが参加し、4チームずつ3ブロックで総当たりリーグを行い、各ブロック1位と2位の中から成績最上位の計4チームが決勝リーグに進み、今年の場合、上位2チームが晴れてJFLに昇格する。その第2日である。会場は市原。地元市原が出場するためか、1台でのやりくりとは言え、シャトルバスも五井駅から出ている。しかもこの日は3100人も入った。かつてはごく一部のマニアだけがみる大会で、あまりの大会の重要性や厳しさに反し観客数は少なかったが、極めてテンションの高い本大会は徐々に知られるようになってきた。会場に着いて場内放送で「不審人物を見かけられた方はスタッフにお知らせください」などと言っているが、一般的には観客層の多くが不審人物クラスという大会である。

コボルトーレ女川は初戦PK勝ち(勝ち点2)、VONDS市原は初戦PK負け(勝ち点1)。女川は宮城県のクラブで東日本大震災からの復興と街の発展をうたっている。人口6千人という規模から言って、JFLクラブを支えるのは厳しいだろうが、目標はJクラブと公言している。市原は元プロを揃え、関東リーグとも思えない顔ぶれである。資金源は分からない。戦力的には図抜けているのは間違いない。



地域チャンピオンズリーグ
コバルトーレ女川−VONDS市原FC
11月25日 市原臨海陸 ピッチ良 晴


女川           市原
−−−吉田−−野口−−− −−−−嶺−−レナ−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
池田−佐藤−−黒田−小川 二瓶−棚橋−−北原−高柳
嶺岸−宮坂−−木内−湯浅 藤本−安藝−−小石−斉藤
−−−−−近嵐−−−−− −−−−−佐藤−−−−−



コバルトーレ女川 監督:阿部裕二
GK 21 近嵐大地  24 93/10/27 178/67 JAPANサッカーカレッジ
DF  3 宮坂瑠   22 95/02/15 179/70 駒澤大学
    4 木内瑛   27 90/06/18 178/70 ブラウブリッツ秋田
   23 湯浅秀紀  25 92/05/29 172/63 国士舘大学
MF  6 黒田涼太  27 90/08/18 171/63 仙台大学
    7 小川和也  28 89/05/10 171/63 JAPANサッカーカレッジ
    8 嶺岸祐介  28 89/05/23 173/64 アイン食品
   10 池田幸樹  26 90/12/13 170/63 CUPS聖籠
   20 佐藤明生  26 91/02/13 172/63 ヴァンラーレ八戸
FW 14 吉田生   30 87/04/21 171/63 いずみクラブ
   28 野口龍也  23 94/04/15 171/64 HBO東京  
リザーブ
GK 31 冨沢雅文  21 96/02/15 178/67 コバルトーレ女川ユース
DF 24 木戸優次  27 90/06/06 175/65 北陸大学
MF 17 畑中秀斗  26 90/12/06 170/60 仙台大学
   22 煖エ晃司  24 93/08/10 172/64 仙台大学
   25 武田晃平  23 94/09/15 164/57 仙台大学
   27 國分俊樹  21 96/05/29 165/60 横須賀マリンFC
FW 13 成田星矢  31 86/05/31 173/64 Angel(エンジェル)

VONDS市原FC 監督:ゼムノビッチ
GK 21 佐藤健   29 88/02/05 185/75 SC相模原
DF  3 斎藤広野  31 86/08/05 164/63 グルージャ盛岡
    4 小石哲也  27 90/09/21 181/72 ガイナーレ鳥取
    5 安藝正俊  27 90/07/09 178/74 SC相模原
   24 藤本修司  29 88/04/10 179/71 ジェフユナイテッド千葉 

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11月25日(土)
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