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サッカー観戦日記
by T.K.
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■雑文・南長野スタジアムこけら落とし探訪記
3月22日、南長野にJ3第3節、長野−相模原戦を観に行った。J1規格のサッカースタジアムのこけら落としも初めてなら、J3も初めてである。いつもなら3月22日の日付の欄に書くところだが、観戦ノートを全くつけていないので、探訪記として、こちらに記載する。
J3は全くの初生観戦。天皇杯で昨年金沢を観て、大学よりはるかに強いと思った。大学関係者はちょっと前までJ2下位より大学のほうが強いなんてことを平気で言っていたわけだが、主観が入ると人はここまで物が見えなくなるのか、と思っていた。もちろんチームが崩れると、どんな戦力でもダメになるのがサッカーだが、しかしJ2より上はないだろうと。そして昨年天皇杯大阪予選でテレビ中継で当時関西リーグのFC大阪の試合を観ると、やはり大学サッカーより強いとしか思えない。これならJ3上位はもちろん下位でもそれなりにやれるのではないかと思った。もちろん黎明期はJ3下位なら阪南大や流経大より弱いことはありうるのだが。しかしあっという間にJ2のレベルが上がったことを考えれば、J3にも同じことが起こる可能性は高いと思う。現状J3に特別指定選手制度が適用されないのは、大学生を助っ人に戦うJ3クラブがありうるからだが。いずれ完全にJ3が大学を上回る日が来るだろうと。
さて、私はケチで、しかも電車に乗っていても本さえあれば疲れないタイプである。そこで、最小限の金銭的負担で遠征する方法を考えた。まずさっさと長野のホーム、南長野のバックスタンドの前売り券を抑える。そして青春18切符での移動を考える。高槻を5時23分の鈍行で出発すれば、中央西線の中津川〜松本間を特急しなのを使えば、あとは鈍行で間に合う。帰りは篠ノ井〜塩尻間を特急しなの利用であとは鈍行ルートである。行きの特急券+乗車券は3700円ほど、帰りは2300円ほどになる。帰宅は23時02分。
さて高槻出発。改札に駅員がいないので青春18切符のスタンプを押せない。いきなりつまづく。千里丘駅で乗員が客を救護したために鈍行が5分遅れ。当然京都到着も遅れる。そしてギリギリ連絡の京都〜米原間の鈍行は待ってくれているけど、ホームが違うので、ダッシュで移動、着席した。進行方向右手、南東向きに座る。やがて太陽が出てきて赤がかった色から、徐々に高度を上げて白っぽく眩しくなる。結構頭は冴えていたので、読書、主にマンガは進む。そして米原に到着。やはり遅れている。そしてここでも不親切にも別のホームに止まるので、浜松行の快速に急ぐ。こちらは余裕があった。そして名古屋へ。ここで中央線まで4分しか乗換時間がない。急いで移動して乗り込む。中津川行き。ここで急に眠くなり、多治見付近まで眠る。そして中津川まで30分強読書して9時32分に到着。ここまで4時間強。鉄道慣れしていない人にとっては苦痛だろうが、私には何ということはない。改札を出て青春18切符のスタンプを押してもらい、みどりの窓口で松本までの乗車券と自由席特急券を買う。松本へは9時50分発の特急しなのと10時発の鈍行があるが、鈍行では間に合わない。中央西線特急の自由席は進行方向左手が鉄則である。なぜなら木曽川は見えるからだ。右手は山しか見えない。木曽郡上松町は上松少年SSが全少フットサルで全国準優勝したことがあるので知っている。その手前付近を寝覚めノ床といい、木曽川の花崗岩むき出しの大岩と、川底がエメラルドグリーンに光る美しい車窓で知られる。そして浦島太郎を祀ったほこらも観られる。つまりここは浦島太郎伝説の場でもあるのだ。そしてさらに進むと川沿いに雪が残っていたり、山の上に雪が見えたりと、長野って寒いんだ、ということがよくわかる。塩尻に着くと開けている。塩尻から松本はすぐ。広域合併するのでは?と思わせる距離だ。
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03月23日(月)
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