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サッカー観戦日記
by T.K.
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■全社2回戦 奈良ー福井 和歌山−高知
復習として日本のサッカー界の仕組みを復習しておく。全国リーグは4部制で、プロのJ1、J2、J3と基本アマチュアのJFLからなる。この間の昇降格は年間を通じたリーグ戦での強さ、およびピッチ外での環境整備で決まる。基本的に強いチームが上がる合理的なものだ。しかしJFLの下はいきなり9地域リーグに分かれる。一気にJFLに9チームも上がるのは不可能だ。そこで地域リーグ優勝クラブなどで全国地域リーグ決勝大会(地決)が行われる。グループリーグ、および決勝リーグで上位がJFLに上がる。リーグ戦を採用しているが問題は短期決戦ということ。年間を通じた強さではなく、短い期間での調子が問われる厳しく不条理なものとなっている。そして地域リーグで上位に入れなかったチームに対する救済が全社だ。トーナメント方式の予選を勝ち上がり、全国大会でもトーナメントで上位に入れば特例として地決の出場できる。そこで地域リーグで地決の出場権を得られなかったチームは死にもの狂いで今大会に望む。かつて今大会はどこかのどかな大会だった。しかし今ではコアなファンを惹きつける修羅場的な大会と化している。
全社の魅力はJFL昇格に最後の望みをかけた生きるか死ぬかの大勝負にある。しかしこの日は4チーム中3チームが地域リーグを制していて、地域リーグ決勝大会の出場権を手にしている。したがって「どんな手を使っても勝つサッカー」をするわけではない。だから純粋にレベルの高いサッカーを楽しむことになる。奈良クラブは関西リーグ優勝、サウルコス福井は北信越リーグの覇者として地決の出場権は確保している。
JR・南海橋本駅からひたすら登り、25分程度で会場に。一直線だから迷うことはない。
全国社会人選手権2回戦
奈良クラブ−サウルコス福井
11時 橋本市運動公園多目的広場 ピッチ並 晴れ
奈良 福井
−−−瀬里−−鶴見−−− −−−岩崎−−阿部−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
桜井−馬場−−志水−小野 坂井−梅井−−近藤−畦地
稲森−伊澤−−三浦−野本 −原−亀井−−井筒−鈴木
−−−−−シュナ−−−− −−−−−伊藤−−−−−
奈良クラブ 監督:中村敦
GK 15 シュナイダー潤之介 185/82 77/05/22 横浜FC
DF 2 三浦修 177/65 89/06/24 ガイナーレ鳥取
3 伊澤篤 180/74 86/10/05 横河武蔵野FC
40 野本泰崇 180/60 86/04/27 アルテリーヴォ和歌山
MF 7 小野佑輔 166/62 89/02/23 横河武蔵野FC
13 馬場悠 180/72 86/10/04 レノファ山口FC
20 稲森陸 173/64 90/12/13 関西大学
27 志水克行 169/63 88/07/13 愛媛FCしまなみ
30 桜井直哉 165/60 89/01/06 横河武蔵野FC
FW 9 瀬里康和 179/78 89/07/08 FC琉球
22 鶴見聡貴 170/62 86/12/22 ガイナーレ鳥取
サウルコス福井 監督:佐野達
GK 1 伊藤聖 175/72 89/12/25 環太平洋大
DF 2 亀井拓哉 174/68 90/04/23 阪南大クラブ
6 井筒庄吾 177/70 88/07/03 アンソメット岩手八幡平
17 原泰央 169/61 88/07/22 アミティエSC
MF 3 梅井大輝 194/88 89/10/05 ツエーゲン金沢
7 鈴木亮平 178/70 83/07/30 丸岡フェニックスSC
16 近藤将人 170/63 92/03/05 産業能率大
29 岩崎大輔 168/60 88/10/25 ヴァンラーレ八戸
FW 9 阿部優 190/85 89/09/16 FC刈谷
10 坂井優介 165/60 85/09/14 カマタマーレ讃岐
11 畦地健太 178/78 91/05/26 駒澤大
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09月28日(日)
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