ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4384320hit]
■高校総体京都予選3決 山城−久御山 決勝 立宇治ー京都橘
6月8日
この日は6月にしては猛烈に暑いし、午前中の試合は日差しをまともに浴びるので、観戦取りやめも考えていたが、カードの面白さに負けて、3位決定戦から足を運ぶことにする。選手名は電光掲示板の表示を基にしている。カタカナ表示なので、それを昨年の高校選手権京都予選プログラムと照らし合わせる。
高校総体京都予選男子3決
山城高校−久御山高校
西京極 6月8日 10時30分 ピッチ良芝 晴れ
山城 久御山
−永田−−小村−−大川− −和田A−四方−−−−−
−−−柴田−−三原−−− −山本A−下村−−−島−
−−−−−米田−−−−− −−−−−大村−−−−−
ナオ−スン−−加納−松本 澤田−八田−−横畑−坂本
−−−−−一瀬−−−−− −−−−−佐藤A−−−−
山城 監督:前田尚克
GK 1 一瀬昇太 3年 174 らくほくFC
DF 18 ナオコウハ
5 スンデンヤマト
3 加納翔 3年 171 らくほくFC
21 松本大暉 3年 175 朱六FC
MF 7 柴田柳馬 3年 162 西京極中
6 三原大征 3年 173 FC長岡京
4 米田隆太 3年 175 双ヶ丘中
8 永田誠 3年 172 葵FC
13 大川貫汰 3年 170 FC長岡京
FW 14 小村彰 3年 172 葵FC
久御山 監督:松本悟
GK 1 佐藤由維斗 2年 176 京都サンガFC
DF 17 澤田涼平 3年 164 ソレステレージャ奈良2002
6 八田紘輔 3年 181 AC infini KYOTO
4 横畑慶太 3年 180 紫光SC
20 坂本樹宣 3年 167 レジョーネFC
MF 10 島優希 3年 162 ソルセウ
14 大村英梨也 3年 169 京都サンガFC
8 下村育海 3年 166 ソルセウ
23 山本蓮 2年 170 京都サンガFC
FW 7 和田幸之佑 2年 172 木津南
11 四方健介 3年 174 保津川イレブンFC
6分、山城の右CK、E三原が左足で入れる。久御山GK佐藤パンチ、アゲイン。逸機。久御山もスルーパスにJ四方、DFと1対1、抜き切らずシュートは右に外れる。久御山は得意の細かいドリブルとショートパスで支配にかかる。相手が寄せてこないと急加速のドリブルで抜きにかかるし、食いつかせてワンツーでかわして打開する。これに対し、山城はシンプルにサイドを使う。新人戦準々決勝の対橘戦は右サイドで持った10番が後ろ向きの状態から反転即見えてないはずのゴール前に上げて、橘のマークの甘さを突いたFWが決めたものだが、この日は普通にサイドを攻めている。苦し紛れのクロスに頼ることがないだけの力をつけている。18分、久御山、左50度30mFKを獲得。山城の壁の前に久御山の選手が腰を落とし、キッカーをGKから隠して㉓山本が左上へ鋭いシュートが決まる。0−1。24分、久御山、細かいワンツーからJ四方のスルーパスを右でフリーで上がってきたS阪本が決める。0−2。山城は失点直後で意気消沈していた時間帯だった。高校生らしい甘さが出てしまった。直後にもS坂本の右クロスに詰めたJ四方がわずかに届かず。決定機。30分、久御山I島のスルーパスにF和田がシュート、左に外す。決定機。結局前半は0−2で終了。
チャンスだけを書けば完全に久御山ペースということになるが、山城もチャンスの手前までは行っていた。ただ「ここを突破すれば」というところで打開できなかった。失点は1点目はビューティフルFKだから仕方がないが、2点目がもったいない。名門校らしからぬ切り換えの悪さというか、既に名門校としての伝統校意識は弱まったのだろうか……?
前半のシュート数は2(2)対4(3)ファウル数5対1というのは山城が激しい守備で要所を迎えていたことを意味する。
[5]続きを読む
06月08日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る