ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■高校総体大阪予選5回戦 槻の木−興国 芥川−桜宮 泉陽−高槻北
この日は朝自宅でのんびりしすぎて住之江公園からバスを使わざるを得なくなった。しかも相当混んでいる。キックオフに間に合うバスは満員で乗れない。高校総体予選時は混むのだから、増便してほしい、とイライラしつつ待つ。前に並んだ年配の男性は落ち着きがなく、絶えずキョロキョロしていて面白いので、心の中で「キョロ君」と名付けて観察する(笑)。そのうち、臨時バスが到着する。回送としか書いてないけど、待機列の前のほうが乗り込むところを見ると、クラブハウス前行きなんだろう。無事乗り込みクラブハウスに向かう。到着時間は第2試合のキックオフ時間。そこからS13まで移動だから10分近く遅刻することになる。


高校総体大阪予選5回戦
槻の木高校−興国高校
堺S13 5月11日 11時10分 ピッチ人工芝 晴れ 

槻の木          興国
−−−十番−−十一−−− −−−−−九番−−−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−十番−−−−−
十五−八番−−六番−十九 十五−十六−−八番−十一
三番−四番−−五番−二番 六番−四番−−五番−二番
−−−−−一番−−−−− −−−−−一番−−−−−

10分近く遅れて到着すると、槻の木が得点を決めていた。得点板を見ると1−1となっている。しかし直後に興国も2番の右クロスを9番がニアで合わせて1−2。興国9番は大柄でパワフルでキープ出来てクサビになれて槻の木が身体をぶつけるとターンもできて、相当なタレントだ。5番は強靭なCBで寄せが鋭く激しい。興国はこの二人が攻守のキーマン。16番は好パスを出せる。8番もなかなか。11番の突破力も見事。これに対し槻の木は秩序だったプレスで1対1にさせない。しかし16分、興国がミドルで3点目。1−3。5番はフィードもいい。18分、興国9番、豪快に右隅に決める。1−4。なんか個人能力の差でやられているなあ、と思いつつも槻の木もチーム力では負けてない、と思って観ていた。18分、槻の木、19番→17番、15番→7番。24分、槻の木10番が右からクロス、ファーで7番シュートも右に外れる。決定機。槻の木の10番はなかなかのドリブラー。30分、槻の木10番突っ込み、GKを右に外して倒れるもPKならず。33分、槻の木、パスに抜け出した17番が右から決める。2−4。35分、興国2番→18番。結局前半は2−4で終了。

前半は個人能力の差で興国がリードしているが徐々に槻の木ペースになっていたので勝負は判らない状況だった。非常に面白いゲーム。

後半4分、問題のプレーが出る。興国のパスミスをカットした槻の木が裏にだし、飛び出した興国GKを10番が外した瞬間、興国GKがペナ外で故意にシャツを引っ張って倒す。決定機阻止で普通当然一発レッドだと思うだろう?ところが警告すら出ない。主審は距離もあったし、見えていなかったのかもしれない(この時点で力量に問題あり)が、副審の目の前のプレーだが、注進すらない。この審判団にはこの試合を裁く力量はないように見える。しかも槻の木と言えば、元国際主審、つまり高校レベルからすれば超一流もいいところ、雲の上のレベルの奥谷先生のチーム。自分のチームのことだけでなく審判も含めてさぞがっかりされただろう。しかも奥谷先生の薫陶が効いてか、抗議すらしないし。このFK、正面22mを11番狙うが壁。その後槻の木、右CKに興国GKパンチ、それを17番シュートはバー。興国はGKがやや不安定。16分、槻の木は右CKでファーで折り返し中でヘッドで押し込む。3−4。ちなみにこのゴールも問題の審判団は見逃しかけるが、アピールで副審の判断によりゴールが認められた。19分、興国、8番→15番。はっきりアンカー。23分には興国は16番から13番に代えてストッパーに入れて5バック。4番が余り気味で15番もしばしばバックラインに入り、ガチガチに守る。槻の木も3番→16番と攻撃的なサイドバックを入れて、興国も19番を投入。逃げ切りを図る。槻の木の猛攻が続く。31分槻の木、2番→9番。興国7番→17番。結局3−4のままタイムアップ。


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05月11日(日)
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