ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4383663hit]
■奈良県U−18リーグ 一条ー奈良育英 D高田−奈良
プリンス関西2部が廃止になったので、関西の有力校をくまなく観づらくなった。特に奈良と和歌山はプリンス加盟校が一つもない。そこで総体予選の決勝の日程を調べるわけだが、多くの府県で重なっている。そして今年は近畿大会が2か所に分かれての開催なので、全国高校総体出場校を全部観られるという保証もない。そんな時、奈良県U−18リーグがちょうど一条対奈良育英という強豪対決があることを知る。当初は香芝高校グラウンドが会場で2試合だったのが、会場が奈良県フットボールセンターに変わり、丸一日5試合観戦だと分かった。そこで体力の限り観ることを決意する。高校総体の奈良県代表は99パーセント1部に所属する高校9校の中から出るだろうし、唯一のクラブチーム、ディアブロッサ高田もクラセン関西予選突破の有力チームだ。
とはいえ、前日の天気予報によれば、降水確率100パーセント、120mmの雨で雷雨の可能性もあるという。となれば客席に座れないし傘を差したままノートをとりつつ立ち見観戦は非常に厳しい。無理をせず切り上げることにする。何が何でも観たかったのは第1試合の2強対決、一条対奈良育英だが、当日朝バタバタがあり、1時間の遅刻が確定する。京都駅から最寄りの石見駅まで48kmなのに1時間10分もかかるから。急行と普通の乗り継ぎで。近鉄遅いよ。
4月29日
奈良県U−18リーグ
一条高校−奈良育英高校
奈良県フットボールセンター 4月29日 9時 ピッチ人工芝 雨
一条 奈良育英
九番−−−十一−−−八番 −−−十番−−九番−−−
−−−−−十四−−−−− −−−−−−−−−−−−
−−−七番−−十番−−− 十四−五番−−十七−七番
五番−三番−−二番−十五 六番−四番−−八番−十三
−−−−−一番−−−−− −−−−−二一−−−−−
後半開始とともに到着。前半は0−0とのこと。
一条は10番が大柄で技術もあり下がり目の位置から組み立てる。シンプルにサイドを使ったり、タテに素早く攻めたり。11番は裏を狙うのがうまい。8番はドリブル突破があり、奈良育英の攻撃的サイドバック6番の裏を再三とる。9番はタメが作れて、味方を上手く使う。14番は飛び出しに優れている。対する奈良育英は4番がカバーが早く、一条11番を執拗に追いかけて潰す。5番はハート十分な主将。6番は攻撃意識が高い典型的な奈良育英SB。7番は快速でタテ突破の威力がすごい。9番は長身で空中戦に圧勝。キープ力もあり、味方の上りを促せる。10番は変化をつけるタイプ。
さて両者タテに速いサッカーを仕掛ける。さて20分頃、奈良育英9番が裏を取りシュート、こぼれを10番ループで先制。25分、一条14番左シュートはGKナイスセーブ。28分、奈良育英、7番が右クロス、10番がフリーでシュートも右に外れる。超決定機。29分、一条、カウンターから一気に早い攻め、11番が決めて1−1。両者少しずつ選手交代を交え、攻撃意欲を保つ。40分、奈良育英放り込みのこぼれを13番シュート、決まって1−2。結局奈良育英が逃げ切った。
雑感としては両者互角だということ。プリンス関西の野洲や比叡山より1枚上かな。このレベルなら全国でも戦えるでしょう。一条では大柄でボール奪えて攻めにも絡める10番、奈良育英では大柄なCF9番がキーマンだと思いました。あと奈良育英は4番などDFがどこまでも追いかけて潰しに行く傾向が強かったけど、一条の3列目の飛び出しには対応できていなかった。これから戦術面を詰めて行くのかな?
奈良県U−18リーグ
ディアブロッサ高田−奈良高校
奈良県フットボールセンター 4月29日 11時 ピッチ人工芝 雨 強風
高田 奈良
−−−−−二六−−−−− −−−十番−−十三−−−
十六−−−四八−−−十九 −−−−−−−−−−−−
−−−二五−−十四−−− 二二−五番−−六番−八番
六番−二七−−四二−二四 十一−二番−−三番−九番
−−−−−一番−−−−− −−−−−十六−−−−−
[5]続きを読む
04月29日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る