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サッカー観戦日記
by T.K.
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■Jユースカップ G大阪−富山
キンチョウでの試合終了後、阪和線・環状線・東海道線を乗り継いで茨木へ。途中大阪〜茨木間が210円にもかかわらず、一枚当たり約200円弱の昼得切符を使わず、普通に乗車券を払ってしまった失敗はあったが、茨木駅付近で食事を取ると、ゆっくり万博競技場へ徒歩で向かう。この日はトップのJ2G大阪−富山戦の後座試合としてユースのG大阪−富山戦がある。トップの試合終了直前にスタジアムに到着。何とか帰る観客の流れに逆走する羽目にならずに済んだ。富山サポーターも結構残っている。トップのゲームだけで帰ればサンダーバードで富山にその日のうちに帰れるだろうが、熱心だな。昨年の岐阜清流国体の少年男子の会場が飛騨古川だったので、田舎過ぎて現地で宿は取れないし、特急ひだ1号に乗っても第1試合のキックオフには間に合わない。そこで富山経由のルートを考えた。富山駅付近に一泊すれば始発の高山線で間に合うがもったいない。夜行バスだと、富山駅に5時頃着で、始発列車には1分違いなのでおそらく間に合わない、ということで少年男子観戦はあきらめた。近くて遠い岐阜……。しかしこの日のサポーターはユースの試合後、夜行バスで帰れば翌日の仕事には間に合う。
以前何度か書いたことがあるが、レベルが低いとみなされていた(事実この地区だけ高校生年代での全国制覇がまだない)北信越において、富山県のレベルは頭ひとつ抜けていた。柳沢敦のFCひがしなど、クラブチームも早くから発達し、中体連も強い。だから高校のレベルも高く、富一が頭ひとつ抜けているとはいえ、ライバル校も全国レベルの力があった。まだ福井=丸岡、石川=桜丘、新潟=新潟工、長野=松商学園の時代の話である。しかしアルビレックス新潟のトップがJ1に上がり、空前のサッカーブームが起き、新潟は県全体のレベルが上がった。今やプリンスリーグ北信越の半分は新潟勢で、高校選手権でどういうわけか観る機会の多い新潟勢も新潟西とか昨年の帝京長岡とかなかなか好チーム揃いである。帝京長岡は完全に小塚のチームだったがほかの選手もレベルが高かった。小塚もよりによってレベルの高すぎる地元アルビレックスではなく、適度なJ2を選べば1年目から活躍できる逸材なのに……。おっと話が脱線した。新潟に可能なことは、サッカーが根付いている富山なら、何かのきっかけで、県全体のレベルが爆発的にアップする可能性があるということである。現在最高峰のプレミアには富一が所属していて、全国トップレベルのチームといえるが、プリンス北信越にはひとつも所属していない。その現状を富山のトップを中心に打破してくれないか、という期待がある。そして今年富山U−18が1、2年生チームにもかかわらず、地域最強、Jにも日本代表にも人材を送り込んでいる新潟ユースを破って全国に行った。サッカーは番狂わせの多いスポーツだし、正直実力的に新潟に優っているとは考えにくいが、確かに言えることはJ2にありがちな、ユース保有が義務だから、強化する気もなく嫌々持っているのではないということだ。本気で強化する気なしに新潟を倒せるわけがない。富山県U−182部リーグ2位で来期の1部昇格を決めている。(僅差での優勝は富一3rdだから、プレミアの富一よりかなり落ちるのは確かだが。ちなみに富一2ndは県1部で優勝していて、来年のプリンス昇格の可能性を残している。そうなれば3rdは県1部昇格?そういうわけで、富山の才能を観に行った。
Jユースカップ
ガンバ大阪ユース−カターレ富山U−18
万博陸 10月20日 18時45分 ピッチ良 曇り(ナイトマッチ)
G大阪 富山
−−−小川−−燒リ@−− −−−−−高橋@−−−−
−−−−−−−−−−−− −椙本A−千石A−浦田A
位置@−東−井手口A岩本@−−−川口A−徳田@−−
内田−和田−−福川−永保 杉本A金岡A−松井A三鍋A
−−−−−棟方?−−−− −−−−−岸@−−−−−
G大阪ユース 監督:梅津博徳
GK 16 棟方博文 クラセンプログラムに記載なし
DF 2 永保尭 173/68 95/10/23
3 和田一真 178/70 95/11/27 主将
4 福川和希 180/68 95/07/04
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10月20日(日)
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