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サッカー観戦日記
by Ｔ．Ｋ．
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■全中準決勝 帝京可児中−築陽学園中 神村学園中−伊達中（２試合同時観戦）
全中はますます私学と公立の格差が広まり、今年は出場３２校中１１校が私学だ。しかも私学は公立中にほとんど負けず、ここまでに消えた中学の大半は私学同士の潰しあいによるもの。ベスト４も３項が私学だ。私学の中にはクラブチーム並みのところもある。
第４４回全国中学校サッカー大会
帝京大可児中−築陽学園中
１０時 浅中公園総合グラウンド ピッチ良 晴れ ３６℃
帝京可児 築陽学園
−−−−−前田−−−−− 結城−−−過能−−−寺崎
加藤−石田−−奥崎−福田 −−−梅林−−小栗−−−
−−−−−大峡−−−−− −−−−−大場−−−−−
若林−福岡−−三島−村田 山川−津留崎−中村−安藤
−−−−−川地−−−−− −−−−−北條−−−−−
ＧＫ １ 川地？馬（漢字が登録されていない）
ＤＦ ２ 村田柊人
３ 三島拓
４ 福岡篤宣
５ 若林大聖
ＭＦ ６ 大峡寿晃
７ 石田雄大
８ 福田航希
ＦＷ ９ 前田瑠依
１０ 奥崎寛史
１１ 加藤優之介
築陽学園中
ＧＫ １ 北條憧也
ＤＦ ４ 中村勇斗
５ 津留崎隼
ＭＦ ２ 安藤天翔
６ 山川優希
８ 小栗拓也
１６ 大場拓歩
ＦＷ ７ 結城千大
１０ 過能大貴
１１ 寺崎忠仁
１３ 梅林昴生
マイボールのキックオフ、築陽学園中はハーフウェイラインに８人並ぶ奇策から攻め込む。しかしあっという間に帝京可児中ペースとなった。とにかく支配力が圧倒的でアタッキングサードで自在にパスをまわす。I奥崎君は細かいタッチが特徴的で小さなエリアを短いパスを通す。H前田君との呼吸もぴったり。J加藤君は快速で単純にスピードでタテに抜けるドリブルと、細かいタッチで中に切れ込み、密集を抜けるドリブルがあり、ちょっと止められない。福田君は両足でのタッチが正確で、多分レフティーと思うが右足でも蹴れる。ＣＢコンビはともに屈強で、しかも正確なキックでフィードやサイドチェンジを決める。築陽学園中はただただ耐えるのみ。１０分、H前田君のポストからJ加藤君がドリブルで左を突破、これは左コーナーキックになる。それをI奥崎君が右足で入れ、ファーでD若林君が落としB三島君がミドルもブロック。左隅を襲うコース。築陽学園中もJ寺崎君がトリッキーに落としF結城君がミドルもセーブ。決定機。１３分、帝京可児中B三島君が展開しJ加藤君が戻しF石田君がミドルも上に外れる。この時間帯帝京可児中がアタッキングサードで２０本以上パスをつなぐシーンもあり、その圧倒的な支配力から力の差は歴然としている、と思った。２１分、帝京可児中、D若林君の左クロスをI奥崎君がフリーでシュートも上に外れる。超決定機。２２分、築陽学園中、E山川君の左クロスをJ寺崎君が左足ボレーで決めて築陽学園中がまさかの先制！０−１。直後に帝京可児中、スルーパスにJ加藤君が抜けて飛び出したＧＫの前で触るがわずかに右に外れる。超決定機。２７分、築陽学園中E山川君に警告。ペナ手前で突破を倒した右４５度２７ｍＦＫ。I奥崎君（右足）とG福田君（左足）が構え、福田君が左上隅にカーブをかけて決める。１−１。２９分、築陽学園中、カウンターからI過能君が抜け出てＧＫと１対１になりかけるも止められる。直後にも背後を取られたところをB三島君がシャツを引っ張って止めて警告。結局前半は１−１で終了・
シュート数８（４）対４（３）、クロス数５対３、ファウル数４対４。力の差や決定機数から言ってほぼ帝京可児中が勝つだろうと見てもう一方の準決勝へ移動する。帝京可児はI奥崎君、H前田君、J加藤君のコンビネーションを寸断すれば攻撃力が半減するが、ＣＢコンビのフィードやG福田君のキックもいいので、１０中８，９優勝するだろうと思った。ちなみに最終スコアは３−１で帝京可児中の勝利。
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08月23日(金)
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