ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■大阪高校新人戦準決勝 仰星−近大附
大阪高校新人戦 準決勝
東海大仰星高校−近畿大学附属高校
13時 堺NTC ピッチS1 良芝 晴れ 


仰星           近附
−−−吉岡−−十一−−− −−−刈谷−−宮崎−−−
−−−−−−−−−−−− −−−十五−−黄−−−−
岩浅−大橋−−十番−川上 十四−−−安田−−−荒金
二十−石橋−−五番−三番 −−白井−鈴木−キム−−
−−−−−村下−−−−− −−−−−高田−−−−−

仰星 監督:中村正幸
GK  1 村下将梧 2年
DF 20 タズチシュウキ
    4 石橋篤人 2年
    5 コタニシュウキ
    3 ナカヒロタイキ
MF 10 ヨロヅユウダイ
    6 大橋亮俊 2年
    7 岩浅哲平 2年
    8 川上航平 2年
FW 11 クサカベタカマサ
   19 吉岡裕人 2年
 
近附 監督:山田稔
GK  1 高田航輔  2年 173/67 京都サンガFC
DF  4 白井秀典  2年 182/68 吹田JFC千里丘
    5 鈴木崇史  2年 175/67 セレッソ大阪U−15                        
   22 キムホンス
MF  6 安田大樹  2年 163/52 摂津パルティーダ
    7 荒金照大  2年 171/61 FCB2
    8 黄将健   2年 172/60 東大阪朝鮮中  
   14 ヒラサカケンタ
   15 イチゴダニミツマサ
FW  9 宮崎洸太  2年 173/61 岩田FC
   10 刈谷聖哉  2年 180/70 岩田FC

4分:仰星・川上の右FKを石橋がファーでヘッド、1−0。近大附控え部員、すかさずドラゴンボールで「チャラ、ヘッチャラ」とコール。
試合は序盤から両者徹底した裏狙いで蹴り合いの様相を呈する。近附・白井の跳ね返しや刈谷の競り合いの強さは素晴らしい。しかし両者クサビを当てる意識が乏しく、中盤は上をボールが通過することが多い。荒金がいいWBで、クロスの精度もいい。仰星では川上の右クロスが大きな武器。ともにFKも担当。25分、近附、黄の巧みなキープから中の刈谷で、囲まれながら右に流れて持ち込みシュート、決まったとお思い、メモにも得点と記すがノーゴールだったらしい。理由は分からない。結局前半は1−0で終了。

後半4分、仰星・吉岡が右スペースを突破、クロスにファーでクサカベが左足ボレー、決まって2−0。近附・Mヒラサカ→Jが左ハーフへ。近附の控え部員のコールがうるさくて、交替選手の名前の放送が聞き取れない。7分、近附の右CK、荒金のキックを鈴木ヘッドドンピシャも右に外れる。決定機。仰星GK村下は体格がよく、技術もまずまずだが、身体能力が飛びぬけている感じはない。しかし独特の存在感がある。14分、近附カウンター、刈谷のポストプレーから右の荒金がシュート、右隅に決まって2−1。19分、近附・E安田→S?コウタロウ。刈谷を中央にSと宮崎がウイングの3−4−3。28分には22キム→Aの交代でDFを一枚削り、Aはワントップに4−2−3−1に変更。徹底したパワープレーも実らない。更にNイチゴダニ→Oウチノケイ。31分、仰星・Jクサカベ→Mタナカシュウ。33分、近附・G黄→Kフシダシュウジ。結局追撃実らず2−1で終了。仰星が決勝に進出した。

終始精度の蹴り合いだったので、好みに合わなかった。ロングキックの精度が低く、プレッシャーがそれほどでもないのに、裏にアバウトなボールを蹴るので、チャンスにならなかった。京都の上位と比べると差を感じた。気に入ったのは近附の荒金でタフにアップダウンを繰り返していた。噂の村下については何とも言えなかった。バックラインをよくコントロールしていたが、きわどいシュートがなかったからだ。近附はプリンスに出場するが、期待半分、不安半分といったところである。

02月19日(土)
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