ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西学生リーグ前期雑感(途中まで)
関西学生リーグ前期雑感

★阪南大
監督:須佐徹太郎
1位 勝ち点30 36得点11失点
今年は個々の能力は決して高いとは思わないが、プレスがよく機能し、全員が攻守に絡む意識が強く、戦術的にまとまっている。阪南といえばフラットなDFライン、フラットな中盤で、「オーバーエイジ」長瀬が徹底的に脇役に回るためか、小寺優輝や東浩史といった能力の高いサイドアタッカーを擁した昨年・一昨年には中盤インサイドで脇役に徹していた井手口が、攻守に積極的に絡み大黒柱になっている。才能豊かな1,2年生も活躍し、勢いに乗って前期は独走した。底力が問われる後期、アドバンテージは大きいが、下級生の成長がなければ、春の段階では阪南大はポテンシャルはそれほどではないので、追撃を受けるかもしれない。

第1節 対大産大
−−−細井−−池田−−− 
−−−−−−−−−−−− 
井上−長瀬−井手口−可児 
−朴−永井−−岩本−飯尾 
−−−−−土師−−−−− 

第3節 対大院大
−−−中村−−細野−−− 
−−−−−−−−−−−− 
井上−長瀬−井手口−可児 
−朴−永井−−岩本−飯尾 
−−−−−土師−−−−−

第4節 対甲南大
−−−中村B−泉澤@−− 
−−−−−−−−−−−− 
井上B可児@井手口−村山B
−朴−永井@−岩本B飯尾A
−−−−−土師A−−−− 

第7節 対びわこ大
−−−細野−−泉澤@−− 
−−−−−−−−−−−− 
井上B長瀬−井手口−可児@
−朴−永井@−岩本B飯尾A
−−−−−土師A−−−− 


DF 朴帝宣 4年 大阪朝鮮高 178/70
精密な左足が武器の左SB。FKもある。スピードがそれほどないので、俊足サイドアタッカーと対峙した時は不安もあるが、クレバーに守り味方の援護を待つ。運動量豊富で、積極的に攻撃に絡む。

MF 井手口正昭 4年 東福岡高 175/69 関西A選抜
元々守備の人という色彩の濃い選手だった。ボール奪取能力は高い一方で、攻撃にはあまり絡まず、味方アタッカーに無難に繋ぐことが多かった。しかし今期はリスクを犯し攻撃に出て、主役を張っている。まるで意識して自分の殻を破っているようで、こういう成長する選手は好きです。横浜FC内定。

MF 井上翔太 3年 東福岡高 170/62 関西B選抜
左サイドから切れ込むプレーが得意。9得点(3位)8アシスト(1位)。春のMVPに推したい。純正のサイドアタッカーというよりも、他の選手と近い距離でワンツーを織り交ぜ打開するタイプ。阪南大の左のアタッカーとしては梁勇基に近いイメージがある。

FW 細野元伸 4年 岐阜工業高 175/80 関西A選抜
体格データを見てもらえば分かるが、とにかくガッチリしている。ただしスピードもある。春はケガに泣かされたが、本来得点もアシストも期待できる選手。中で一度起点を作り、そこからゴールを狙うプレーを後期も観たい。


★同大
監督:望月慎之
2位 勝ち点22 23得点17失点
今期はリーグ戦2試合と総理大臣杯を観戦。個々の能力が高いとは思わないが、柔軟な選手起用と交代で結果を残した。得失点差は少ないが、スコアの上では競り勝つというより、勝てば完勝負ければ完敗の印象が強い。上位にしては失点が多すぎる。あまりバランスが取れていない印象がある。チームとして攻撃意識が強すぎると言うか、中盤が上がりっぱなしで、カウンターを受けている。秋にはライバルの突き上げを喰らいそうな予感があるが、夏場にどう変わったか?

第2節 対びわこ大
−−−角島−−辻−−−− 
−−−−−−−−−−−− 
杉山−早坂−−荒堀−東矢 
−林−安川−−佐川−三浦 
−−−−−堀之内−−−− 

第6節 甲南大
−−−角島−−市川−−− 
−−−−−−−−−−−− 
徳丸−矢野@−早坂B徳村 
−林−小堀−−佐川B中祖 
−−−−−大杉@−−−− 

MF 荒堀謙次 4年 野洲高 167/62 関西A選抜

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09月21日(火)
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