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サッカー観戦日記
by T.K.
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■近畿大会2回戦 奈良育英−菟道 金光大阪−草津東 滝二−近大和歌山 神戸弘陵−守山
近畿大会もベスト8からは、200m離れただけの2会場で同時開催される。全チームを見るため、2試合同時観戦を視野に入れて会場に脚を運ぶ。ここは02年全中や03年の近畿中学総体で足を運んで以来の訪問になる。昨年の全国高校総体の会場にもなった。近鉄南大阪線で急行の2つ目の停車駅・尺土で御所線に乗り換え、2つ目の忍海(おしみ)で下車1kmくらいのところにある。新庄健民グラウンドは野球場をかねており、サッカーのピッチと野球場の外野が兼用となっている。ということはゴール裏が広く、逸れたシュートを拾うボールボーイが大変だ。
近畿大会2回戦
奈良育英高校−菟道高校
10時 葛城市新庄健民 晴れ ピッチ並
奈良育英 菟道
−−−大城−−松田A−− −−−−−村田−−−−−
−−−−−−−−−−−− 木野田−−吉田−−−名内
黄山A片山A−澤藤−和木 −−大河内−−吉川−−−
山崎−澤田−−鹿野A今木 小西−高木−−松田−川崎
−−−−−吉田−−−−− −−−−−財前−−−−−
3分、奈良育英が左から攻めてLB山崎に戻し山形の山なりの左クロス、これに菟道GK財前が自信無げに出て松田に競り負け、奈良育英先制。財前は175cmあるが、ジャンプ力や技術を含めて高さが足りないと思った。菟道はGKから繋いでいくサッカーでGK、CBを含め足元の技術は高い。しかしボランチまでは入っても、その先は奈良育英の激しい守備の前に形が作れない。村田はなかなかポストが上手いので、積極的に当てていくなり、サイドハーフが中に入ったり、逆に開いて大きな展開を狙うなり、動きに工夫をつければ、形になるのに、ショートパスで崩していく理想にこだわりすぎるあまり、思考が硬直になり、柔軟性を欠いている印象を受けた。理想が高いのは良く分かったが。奈良育英はプレスからのショートカウンターを狙う。中盤で面白いようにカット出来、圧倒的にペースを掴む。鹿野と村田の対決は興味深い。20分、兎道のバックパスを奈良育英・松田がカット、右隅に決める。2−0。32分、奈良育英・大城が左に開き、兎道CB松田の寄せをかわし左クロス、和木がファーでドンピシャヘッド、決まって3−0。前半で勝負ありと観て、後半は会場を移す。
個々の選手評を。和木は前日に引き続き冴えていた。動きにメリハリがあり、サイドを崩したかと思うと、ゴール前にも飛び込み脅威だった。鹿野は逸材。もう少しパワーがつけば面白い。大城は安定した技術でボールが収まり、決定的な仕事をした。澤藤・片山はプレスの軸となり、相手ボールを前線に運ばせなかった。菟道では小柄な大河内・吉川のコンビが足元が確かでボールを運ぶことが出来た。2年生CF村田は力強く、起点になれた。チームとしてもっと活かす狙いがあれば、更なる脅威になったはずだ。菟道は秋以降化ける可能性がある。
奈良育英は大量のチアホーンを持っていて、セットプレーの際にいっせいに吹くので迫力が増した。今時どうやって入手したのだろう。ブブゼラはもっとうるさいらしい。1回戦では吹いていなかったが、住宅地から離れていたので、この会場で使ったのだろう。
近畿大会2回戦
金光大阪高校−草津東高校
10時 葛城市新町公園球 晴れ ピッチ並
金光 草津東
−−−横井A−樽谷−−− −−−酒井−−石黒−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
深尾A片岡−−遠藤−細野 吉川−中西−−小出A田辺
大橋−福森−−江口−早田 −端−笠谷A−木村−田内A
−−−−−倉橋−−−−− −−−−−村上−−−−−
後半より観戦。前半1−0。
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06月27日(日)
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