ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4382308hit]
■高校選手権滋賀大会決勝 守山−野洲
高校選手権滋賀大会決勝
守山高校−野洲高校
12時 皇子山陸 ピッチ悪(雨の後) 曇り
守山 野洲
−−−松本A−石野A−− −−−−−梅村崇B−−−
−清水A−−−−−横井A −−−布施@−三村A−−
−−−上村A−雨森B−− 松田B卯田B月城B梅村徹B
天野@中村A−前川A野村A−−−星B染川B佐藤B−
−−−−−西橋B−−−− −−−−−鳥家B−−−−
野洲は守山のマンマーク守備を研究してきたのだろう。1トップ2シャドーで流動性を高めた布陣となった。守山はD前川をスイーパーにC中村を梅村崇に当て、布施にはH上村、三村にはM雨森のマークにつかせた。4バック。しかし野洲の3バックに機能不全をおこさせること、野洲のキーマンI卯田に自由にプレーさせないことを考えたら、J石野の1トップにして、シャドーの位置に向いている選手を起用する変則4−2−3−1にしたほうがいいのではないか、と思ったが、そこまで選手層が厚くないのだろうか?雨でボールが止まりドリブルが難しいコンディション。
27分:野洲・松田のスルーパスに布施がオフサイドギリギリで受け、1対1を決める。0−1。
(40分ハーフの後半)
69分:野洲、後半出場の久岡から梅村崇へ。決めて0−2。
71分:野洲、右からの攻めからサイドチェンジ、松田の左クロスを梅村徹フリーでヘッド。0−3。
78分:守山、雨森の左CKを正面ペナ外から中へヘッド、野洲DFが相手を引っ張りPK、雨森決める。1−3。
81分:野洲、左から右へサイドチェンジ、梅村徹フリーで持ち込む。この時点で守山守備陣は諦めていて、GKが出たところを中フリーの松田が難なく決める。1−4。
野洲は松田が大活躍。ドリブルが冴えていた。松田に限らず、守山のマンマークに対し、あっさりターンしてドリブルでかわすシーンが目立った。個々の能力差は大きかった。近くの子供が「野洲は汚いことばかりしている」と発言し、じっさい手を使った細かい(厳密な意味での)ファウルは多いのだが、とられたファウルは守山のほうが多い。つまりそれだけ野洲のほうがずる賢かったということだ。暴力的なファウルはともかく、こういうファウルは私はやっても構わないと思うし、駆け引きの一つだ。野洲は傑出した選手はいないが、科学技術や一条にも引けを取らない。全国でベスト8を狙えるチームに一つだと思う。野洲はドリブルだけでなく、パスも柔軟に混ぜ、攻めが幅広かった。それと今年の野洲は体格がいい。優勝時のような特別なタレントはいなくても、全体の質が上がっている証左だ。
11月14日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る