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サッカー観戦日記
by T.K.
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■なでしこリーグ 高槻−千葉
9月に開催予定だったこのカード。雷雨で中止になり、今日に延期。ちょうど一番最後の試合が一部昇格を争う決戦となった。千葉は勝ちまたは引き分けで自動昇格。負ければ1部最下位になるであろう伊賀と入れ替え戦になる。高槻は勝てば自動昇格、引き分け以下で入れ替え戦だ。
試合開始30分前にスタジアムに到着。すでにメインは満員。バックスタンドやゴール裏にも客が入っている。こんなことなみはや国体以来か?千葉サポが約40人も来ている。高槻サポはメインを青く染めて選手を迎える。入り口で、空気を入れて音を出すバーみたいな?ものを配布される。ガンバ大阪と書いている。ガンバから譲られたものらしい。
最高の盛り上がりの中選手入場。エスコートキッズは高槻サイドがNYOZEと胸に書いてある。如是の少年団か?大阪協会のサイトには女子チームの登録の中に名前がない。新チームか、それとも男子に混じってのプレーか?千葉サイドは高槻ピンキーズ。
なでしこリーグ2部
スペランツァF.C.高槻−ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
13時 萩谷サッカー場 晴れ ピッチ良
高槻 千葉
−−−相澤−−伊丹−−− −−−石田−−三上−−−
−−−−−−−−−−−− −安田−−吉本−−清水−
小野村−鈴木舞新甫−白井 西口−浅野−−後藤−河村
平野−奥田−−中江−中鍋 −−−−−阿部−−−−−
−−−−−鈴木理−−−− −−−−−船田−−−−−
高槻
GK 1 鈴木理紗 DF 2 中鍋美里 10 奥田亜希子 13 中江真紀 27 鈴木舞子 MF 6 小野村亜矢 7 新甫まどか 9 相澤舞衣 FW 8 平野回梨佳 11 伊丹絵美 14 白井杏奈
千葉
GK 30 船田麻友 DF 3 浅野麻衣子 5 河村真理子 17 阿部麻美 20 西口柄早 MF 22 安田有希 6 三上尚子 7 後藤史 19 吉本宏美 FW 9 石田美穂子 10 清水由香
登録ポジションと実際の並びはかなり違う。高槻の主将・レフティー相澤はFWで出場。2部の得点ランク2位とゴールを量産している。左サイドが本職だろうが、スピードがあって、決定力もあるのでFWで起用されているのだろう。中盤フラットの4−4−2。千葉は阿部がスイーパー的な5バック。5−3−2でガチガチに守る布陣だ。
開始直後は高槻が攻め、3分、相澤が角度のないところからシュート、セーブされ左CKへ。しかし以降は千葉ペースに。高槻はかつて全員MFかと思うくらい技術の高い選手を起用し、中盤を支配するサッカーを1部でもしていた。そもそもサッカーどころ高槻のチームはカテゴリーを問わず、例え身体能力で劣っても、技術では上回ることが多いし、ラガッツァという強力な下部組織があった高槻は技術の高い選手が揃っていた。しかしラガッツァがFC VOTORIAして分離独立し、1から下部組織ラガッツァを再強化しなければならなくなり、人材確保に苦労するようになった。いまだにラガッツァはかつての強さを取り戻していない。一方千葉は下部組織はないが、女子サッカーが盛んな関東にあって、さまざまなチームから選手が入り、少しずつ力をつけた。そしてこの試合、技術で高槻を上回り、パススピードで優り、ボールを支配する。しかし高槻もシュートは許さず、必死に耐える。28分、高槻・鈴木舞子に警告。ハンド?少し厳しい判定だったと思う。そのFK、右50度30m、河村のキックが正面に走りこんだ阿部に合うがヘッドは上に外れる。決定機。30分ごろ、千葉も攻め疲れ、やや高槻が押し戻す。42分、千葉・三上→11井上由惟子。結局スコアレスで前半終了。
シュート数3(1)対4(2)、コーナーキック数1対0、ゴールキック数4対6、クロス数3対5、ファウル数5対5、スタッツをみると互角だが、千葉がボールを支配し、クロスやシュートの一歩手前までは迫っていた。
ハーフタイムでプレゼントの放送が入るが、その中に草津産のネギというものがあった。初音ミクなら喜んだかもしれない。
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11月15日(土)
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