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サッカー観戦日記
by T.K.
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■U−16代表雑感
U−16アジア選手権の代表選手が発表された。見たことないのは松澤・中嶋・幸野の3人。豊田国際のメンバーが全員選ばれている。そこで簡単にコメントを。
GK
1 藤嶋 栄介(熊本県立大津高)1992.01.31 186p 75kg
ポテンシャルは高い。いいGKを輩出する大津高の選手で普段からいいトレーニングを積んでいることだろう。しかし現時点では素材だ。豊田国際ではイージーなミスキックするなど技術的にはイマイチ。もっともこの年代で完成度が高くても大成する保証には全くならないので、気にすることはないのかもしれない。
21 三浦 龍輝(FC東京U-18)1992.05.17 176p 65kg
コーチングの良いGK。キックもよく完成度の高いGKだ。上背はあまりないが、U−16ならば問題ないだろう。反応もいい。昨年のクラセン15では一番いいGKだと思った。順調に伸びていれば、正GKの有力候補だ。
DF
2 内田 達也 (ガンバ大阪ユース)1992.02.08 177p 70kg
CB。豊田国際ではカバーリングに奮闘。しかしもともと1対1には抜群の強さを発揮する選手でもある。クラセン15では攻撃的過ぎるチームにあって、相手カウンターで難しい1対1を次々と止めていた。高さもまずまず。同時点の宮本よりも上だと思う。代表で最も信頼できる選手の一人。
20 田代 諒 (清水エスパルスユース)1992.04.15 179p 64kg
CB、ボランチ。底知れない身体能力を持った選手で、相手を潰すことに長けている。たまにミスもやらかすので、個人的にはCBではなくボランチで柴崎と組ませて欲しいと思っているが、さてどうなるか。
4 廣木 雄磨 (FC東京U-18)1992.07.23 167p 63kg
守備に長けた右サイドバック。ほんとに16歳か?と疑わせる冷静な守備で相手のサイド攻撃を封殺。攻撃意識はあまり高くないが、このチームには単独突破できるアタッカーが揃っているので、むしろ廣木のような個性が重宝されるだろう。
13 内田 恭兵 (ジュビロ磐田ユース)1992.11.05 168p 55kg
左サイドバック。こちらは攻撃面でのセンスが光る。オーバーラップのタイミングがよく、突破もある。Jユースの選手らしく周囲と連動した守備も出来る。豊田国際で初めて見たが、好印象で、このままサイドのレギュラー獲得か?
24 山田 幹也 (ガンバ大阪ユース)1992.11.07 163p 53kg
右サイドバック。タフにアップダウンを繰り返し、クレバーで戦術眼の高い選手。内田達也とセットでの機能性は高い。攻撃面では廣木を上回る。いかにもラテラウといった感じの選手。
5 高野 光司 (東京ヴェルディユース)1992.12.23 176p 65kg
CB。潰しの得意なストッパー・タイプで、時には自陣ゴール前を放り出してクサビを潰すことも。内田達也との相性もぴったりで、鉄壁のCBコンビを形成しそうだ。たまにミスもあるが、グループで守る選手よりも1対1でなんとかする選手のほうが将来性は期待できると思うし、好みでもある。
MF
8 望月 聖矢 (ガンバ大阪ユース)1992.04.19 171p 58kg
ボランチ、右のハーフも出来る。天才肌のレフティーで浮き球で相手DFの裏に決定的なパスを出す。運動量も豊富で、守備はあまり出来ないが、粘って味方の援護まで抵抗する。足をつるまで戦い抜ける選手でもある。このチームではボランチの控えか?
9 小林 祐希 (東京ヴェルディユース)1992.04.24 177p 64kg
左のハーフ。レフティー。組み立てが上手い選手で、勝負のパスとつなぎのパスを織り交ぜ、ゲームをコントロールする。理性的なイメージ。FKも武器。ドリブル突破もある。望月とキャラがかぶりそうでかぶらない。
7 宇佐美 貴史 (ガンバ大阪ユース)1992.05.06 178p 68kg
左右のハーフ。FWも出来るが、代表のFWは粒揃いなので中盤起用か。代表のエースといっていいだろう。チーム1の技術と高い身体能力を持ち、局面打開力に秀でたアタッカーで決定力も高い。トラップの狙いがよく、早くから期待されていた。才能ある選手にありがちなことだが守備はよくサボる。
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09月16日(火)
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