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サッカー観戦日記
by T.K.
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■SBSカップ第2日
SBSカップは基本的にアジアユースの年にはたいてい観ている。U−16代表の豊田国際と合わせてアジアユース直前の状態を確認できるからだ。

清水駅に着いてみると土砂降り。開催が不安になるほどだ。目当てのアルゼンチンは第2試合。雨がピッチに浮いてテクニックが封じられるようなら面白くない。しかし日本平の水はけは良く、杞憂だった。


静岡ユースはかつては国体に向けた強化の一環で、国体がU−16化したあともこの大会のためにチームを編成し臨んでいる。

オーストラリアはアジアユース予選を韓国に次ぐ2位で突破し本大会出場を決めている。ただし韓国には0−4の大敗だった。

08年SBSカップ 
静岡ユース−U−19オーストラリア代表
13時 日本平スタジアム 雨 ピッチ良

静岡           U19オーストラリア
−−−−−鈴木−−−−− −−−八番−−十六−−−
−−−−−竹内−−−−− −−−−−−−−−−−−
佐野−藤田−−小林−植田 十四−十二−−十番−十一
加藤−栗本−−栗山−岡崎 三番−十三−−四番−五番
−−−−−井川−−−−− −−−−−一番−−−−−

静岡
GK 井川貴光(浜松開誠館)DF 岡崎太一(藤枝東)栗山直樹(清水東)栗本広輝(清水商)加藤充(磐田Y)MF 植田雅之(常葉橘)小林勇輝(藤枝東)藤田息吹(藤枝東)佐野傑(清水Y)FW 竹内涼(浜松開誠館)鈴木翔悟(磐田Y)

オーストラリア
GK 1 レッドメイン(Central Coast Mariners) DF 5 ライアル(Melbourne Victory) 4 ヴェレ(Queensland Roar) 13 ジュァーマン(Sydney Olympic FC) 3 ツァッタリオス(Sydney FC) MF 11 ミニーコン(Queensland Roar)10 ニコラス(Queensland Roar) 12 ムンロ(Australian Institute of Sport) 14 オーア(Queensland POAR)(原文ママ) FW 8 ルジッチ(Oakleigh) 16 エラシ(Melbourne Victory) 

立ち上がりは双方様子見。オーストラリアは守備時はエラシが下がって4−2−3−1、攻撃時は2トップになる。10分、ミニーコンがレイトタックルで警告。15分ジュァーマンが植田を倒し警告。この日の主審は怪しかった。16分、静岡、佐野がドリブルで持ち込み鈴木へ、シュートは弱く正面。20分、オーストラリア、スルーパスがルジッチへ、1対1もセーブされる。なおこの時間帯で観戦仲間の間でルジッチに、「クラウチ」なる愛称がつけられていた。23分、静岡・小林に警告。突破を潰した。さらに栗山にも警告。FKの距離不足。静岡は最終ラインを岡崎−加藤−栗本−栗山に変更。オーストラリアの右サイド、アポリジニー系のミニーコンの突破が素晴らしいので、それに対する変更か?しかし効果なし。32分、静岡、藤田→廣瀬勇人(東海大翔洋2年)。トップ下に入り、竹内がボランチに下がる。33分、ミニーコンが飛び出し、右を崩してニコラスへ、シュートはGK好セーブ。決定機。ミニーコンはスピードに加えボディ・バランスも素晴らしい。A代表を狙える器。左のオーアは左利きの技巧派かと思ったが、スピードもある。静岡はこの両サイドに手を焼いていた。39分、加藤に警告。突破をファウルで止めた。40分ハーフで終了。

前半はシュート数4(2)対3(2)クロス数4対8。オーストラリアのサイド攻撃が目立った。右のミニーコンからは成功クロスも3本出ている。しかしイマイチ合わず、決定機は少なかった。



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08月24日(日)
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