ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4380043hit]
■高校選手権滋賀大会準決勝 草津東−守山北 野洲−守山
高校サッカー予選は準決勝が一番面白い。ほとんどの県で高校グラウンドではなく競技場を使うし、2試合開催だから、お得感もある。レベルも高いし、高校サッカー特有の悲壮感まである。
ここ5年くらい、関西の予選出足を運ぶのは滋賀と大阪、たまに京都といったところである。いずれも代表校がよく変わるし、滋賀は関西で一番レベルが高い、京都も頂点こそ他県に比べて落ちるかもしれないが、全体のレベルは高い。大阪はレベルは落ちるが混戦でどこが出てくるか全く読めない、といった特徴がある。
本来なら京都の決勝も考えたが、来週仕事が入る可能性があるので、テレビで観られる京都決勝は後回しにして滋賀準決勝に足を運んだ。ベスト4は草津東・守山北・野洲・守山と地域的には極端に偏っている。水口や北大津、比叡山あたりも例年は力があるが。
高校選手権滋賀大会 準決勝
草津東−守山北
12時 皇子山陸 晴れ ピッチ並
草津東 守山北
−−−立花−−小西−−− −−−−柳−−山田−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−向井−−−−−
平田−北川陽−辻倫−谷口 今村−山本−−天野−寺川A
大谷A林直A−北川A辻淳 −−竹内−松尾−奥野−−
−−−−−林慎A−−−− −−−−−草壁A−−−−
林慎は林慎也、林直は林直希、辻淳は辻淳樹、辻倫は辻倫太郎。監督は昨年までの小林先生から雨森先生に代わった。守山北の監督は長尾先生。「友情は最高の戦術」といういつもの横断幕。
草津東はずっと4バックだったチームが数年前に3バックに変わり、また4バックに戻った。新監督のポリシーか。バックラインを押し上げ中盤でプレスをかけ、10番北川陽大がサイドに展開、平田・谷口が突破を狙う。守山北は松尾がスイーパーとして後方に余る。中盤は飛ばし気味で向井が前線に飛び出しかき回す。まあ、対草津東用の戦術であろう。山田はスピードもテクニックもあるアタッカー。今村は左利きのテクニシャン。
1分、守山北がロングボールに山田走りこむが、GK林慎飛び出しCKへ。山田の右CKを今村正面ヘッド、バー。決定機。守山北はロングボールを蹴りこんだ後ドリブルやシンプルなワンツーで仕掛けて局面を巧みに打開する。5分、山田突破から誰か?スライディングシュート、ブロック右CK。これを山田が竹内へ。ヘッドは左に外れる。竹内は高い。178cm。松尾も180cmある。草津東も14分、右CKからニア立花高いヘッド、上に外れる。16分、草津東・北川陽が右にスルーパス、谷口が右クロス、平田飛び込むが届かず。惜しい。谷口は個人で突破できる選手。23分、草津東が正面27mFKを獲得。北川陽シュート上に外れる。28分、ハーフ付近のFKにペナ外から立花ヘッドで合わせる。前半はこのまま終了。シュート数6対2(枠内1)CK3対1、GK3対8、クロス数5対3、ファウル数0対7。まあ草津東ペースだったが、決定機はつかめず、守山北のゲームプラン通りだと思う。
ハーフタイムで守山北は向井→南田。左WBに入り、今村がトップ下に。開始早々、草津東が右クロス、こぼれを強シュート、サイドネット。直後に平田が左からシュート、セーブ。守山北も柳が右を突破、南田ヘラストパス、しかし待ち受けている間に走りこんだ谷口がカット。決定機未満。18分、守山北右ストッパー奥野がラフタックルで警告。20分、守山北・山田→宮崎。よく走っていたからだろうか。21分草津東左CK、こぼれを大谷左足シュート、左に外れる。決定機。22分、守山北・今村が中央で持ち込み南田シュート撃たず、今村に戻し、ミドル、GK好セーブ。23分、草津東・小西→上坂@。26分草津東・谷口の右クロスのこぼれを北川陽シュート、右外れる。決定機。守山北・竹内が足をつる。31分、守山北、攻めて草津東のクリアを右ストッパー奥野が拾い40mの距離から右アウトにかかったロングシュート、右隅に決まってゴール。0−1。33分、守山北・奥野→間宮、草津東・大谷→西村。ロスタイム、草津東、右70度22mFK獲得北川陽が狙うが壁に阻まれタイムアップ。
[5]続きを読む
11月10日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る