ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■プリンスリーグ関西第1節 野洲−姫路 京都−G大阪
プリンスリーグ関西 Bリーグ   
野洲−エストレラ姫路
11時 ビッグレイクB 曇り 人工芝

野洲           姫路
−−−坂本A−池田−−− −−−吉田−−土井−−−
−−−−−潮入A−−−− −−−−−速見−−−−−
木村−内久保−上田A梅村 −木下−−西山−−井上−
−−西口A青木−濱口−− −東−新木@−井村A松本
−−−−−横江A−−−− −−−−−萩野@−−−−

平日と土日のバスのダイヤを間違えて15分遅刻。すでに野洲が2対0とリード。池田、坂本。野洲はユニフォームの背中にもキャッチフレーズの「We will rock you」が入っている。

野洲は自慢の足元のテクニックで細かくつないではサイドチェンジで打開する、という動きでゲームを支配。姫路は町クラブらしくパワー不足で当たりに行ってもはね返される。しかし身体の寄せ方や足の出し方は上手い。ボールテクニックもなかなか。野洲は技術の高い潮入(FK担当)がトップ下で崩しにかかり、U−17代表坂本もいい動きを見せる。梅村は速い。最終ラインは175cm超で、歴代のチームと比べ全体的に体格が良い。姫路はGK萩野とCF吉田以外は小柄。主将の吉田は180cm超の身長を活かし、空中戦で圧勝、下がってきてのポストプレーからの展開もよく技術も高い。

試合は30分過ぎまで野洲が押すが一方的ということはなかった。姫路にもチャンスはあり、見応えのある攻防が続く。40分ごろ野洲・木村が足を踏まれ負傷。41分、福原に交代。43分には姫路・木下が左からシュート、左隅に飛ぶが惜しくも外れる。前半終了。

後半に入ると姫路側にメモを取るプレーが続出、一方的に押し込む。野洲はサイドチェンジが読まれ、細かいプレーでも打開できず、姫路のハーフカウンターをモロに食らう。姫路は吉田のポストプレーで周囲の選手が前を向いてプレーでき、細かいプレーも冴え、野洲を自陣に押し込む。17分、野洲・池田→松永。19分には姫路がFKを吉田がヘッドで競り勝って落とし井上シュート、ライン上で青木クリア。21分には右からの崩しで二人スルーして中央に、しかし3人目には届かず。直後の22分西山からのワンツーがDFに当たりこぼれたところを土井がシュート、左隅に決まり2−1へ。流れからして順当なゴールだった。姫路・木下→林。24分、カウンターから姫路・吉田がすばらしいボールコントロールでDFと入れ替わり突進、左クロスは中でカットされる。26分、カウンターで吉田が自陣まで引いて受け、裏を狙う土井に通りかかるがカット。野洲・潮入→冨田。28分、姫路の分厚い攻めからRB松本がペナ内に侵入するところを倒されFK,福原に警告。吉田が左足で狙うがGKパンチング。姫路・速見→竹内。CBに入り、井村がLBに回る。東が左のハーフへ。攻撃的な意図だろう。東は足が速い。しかし33分頃には姫路の時間帯が止まり、野洲が時間稼ぎをし始める。この辺りのゲーム運びの巧みさはさすがである。結局それ以上得点は入らず試合終了、野洲が何とか逃げ切った。

内容的には互角か姫路やや有利なペース。シュート数でも(前半15分以外では)姫路が上回った。両者ともプリンスでは健闘が期待できそうだ。この試合のMVPは姫路の吉田だろう。空中戦を制し、足元も巧みで基点になり続けた。カウンターでも脅威だった。大学レベルに行っても面白い選手。姫路は試合運びがつたないという町クラブの弱点をさらけ出した格好だ。しかし力は十分ある。


この試合が終わって野洲ファンの観客ががらっといなくなった。第2試合もあるのにもったいない。

公式記録



プリンスリーグ関西 Aリーグ   
京都サンガ−ガンバ大阪
13時15分 ビッグレイクB 曇り 人工芝

京都           G大阪
−−−長福−−寺田−−− −−−ブルA−瀬里−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
日高A菅原−−井上@雨森 大塚A安田晃−田中A池−
山田A武本A−高木−武田@魚住A菅沼A−本田−前田
−−−−−寺石A−−−− −−−−−森廣A−−−−


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04月08日(日)
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