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サッカー観戦日記
by T.K.
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■関西のチーム分類
プリンスリーグ開幕前に関西の主要チームをタイプ別に分類してみた。
@Jユース・トレセンサッカー
最終ラインからビルドアップしていき、サイドへ展開、詰まれば戻して逆サイドへ振る。あまり無理な突破はしないスタイル。
G大阪・C大阪・京都サンガ・初橋・履正社など。
Jユース勢に大差はないが、あえて言えば京都がもっともチャレンジの少ない典型的Jユースサッカーか。履正社は比較的早い攻めが多い。潰し屋ストッパー、SB、タイトな守備の出来るボランチ、トップ下、ストライカーが育ちにくく、(つまりスペシャリスト不足)万能型の選手が育ちやすいスタイル。
A南米スタイル
高い技術を生かし高い位置でポゼッション。ドリブルが多い。
滝二・野洲・奈良育英・久御山
滝二も野洲も夏まではドリブルが多い。技術的には落ちる奈良育英も速いパス回しを志向しているが、微妙。SBに好選手が多いのもそのせいだろう。野洲も4バック時代はいいSBがいた。高田FCのドリブルサッカーと奈良育英のパスサッカーが微妙に方向が違うのが残念。奈良育英中で選手が育てばいいのだが……。野洲とセゾンFCの関係を思えば、方向性の違いが災いすることを思わされる。
B高い組織力、いわゆるミランに端を発する欧州スタイル
バックラインを押し上げるスタイル。カウンターからのサイド攻撃が得意。
V神戸・草津東・一条・近大和歌山
高体連では一般的に夏以降力を伸ばすチーム。戦術眼に富んだCBが必要。運動量が要求され、インターハイでは力を発揮できないタイプが多い。技術のなさを戦術でカバーすることが多いがトップレベルでは当然技術面も要求される。
C運動量サッカー
フィジカルを前面に押し出したロングボール多用スタイル。全国で言えば国見・鹿実など。
金光大阪・大阪朝鮮・北陽
野洲の山本先生は先天的な強靭な体力が必要と語るが、人材に恵まれていない大阪朝高が結果を出しているように、妥当な主張ではない。しかし厳しく苦しい練習が必要なので部内に求心力が必要。体育会系の思考法が淘汰されていく中、勢力が衰えている。
D個人の連携重視
必ずしも特定の方向性があるというわけではないが、個人間のコンビネーションに秀でているチーム
大阪桐蔭・膳所・科学技術
毎年スタイルが変わることが多い。大阪桐蔭の場合サッカー部創部3年目ということで、同じメンバーで2年間戦い、連携に優れていると言う事情があるので、必ずしも該当するわけではないが。膳所は矢島がいた年はポストプレー重視、昨年は守備重視、高い組織力重視の年もある。
03月23日(金)
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