ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4382452hit]
■プリンスリーグ第3節 城陽−近大和歌山 一条−神戸
この日プリンスに登場する城陽・近大和歌山・一条は一時極端なまでの、4バックを高く保ったラインディフェンスに挑戦し、成果を上げたチームである。関西の高校としては戦術的にチャレンジングな高校として注目していた。今回その3校がそろうということで、奈良会場に足を運ぶ。
プリンスリーグ関西 Bリーグ
城陽−近大和歌山
11時 鴻の池陸
城陽 近大和歌山
−−−奥田−−北口−−− −−−薮本−−松浪−−−
−西原−−−−−−濱名− −−−−−西浦−−−−−
−−−宮崎−−大橋−−− −−岩倉−須佐浩−須佐京
谷口−久見−−山田−安永 福田−松原−−谷口−亀−
−−−−−藤井−−−−− −−−−−鈴木−−−−−
城陽は中盤が本来フラットなのだがSHが高めのポジションをとる。野洲戦と異なり4バック。以前ほどの押し上げはない。対する近大和歌山の中盤はダイアモンド型。4バックの押し上げはまあ平均より多少高い程度。右サイドバックの亀が両足でFKを蹴る。
ゲームは双方の守備力が攻撃力を凌ぎ決定機がほとんどない展開となった。後半15分には城陽のシュートがバーを叩くシーンもあったが、それくらいでお互いが自慢の守備力を披露したゲーム展開となった。結局スコアレスドロー。
公式記録
プリンスリーグ関西 Aリーグ
一条−神戸
13時15分 鴻の池陸
一条 神戸
−−−西田−−東平−−− −−−−辻−−小林−−−
−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−
奥村−榎本−−神戸−関− 先田−栗原−曽我部−伊藤
金本−島井−−小野−今谷 −林−佐川−−宇野−木村
−−−−−岡野−−−−− −−−−−土井−−−−−
神戸はサポが10人ほど来ていた。C大阪もそうだが最近は関西でも熱心なユースサポが現れ始めている。一条は中盤・最終ラインともフラットでラインを高く押し上げる。神戸はフラットな中盤だが、右の伊藤が突破を狙うタイプなのに対し、左の先田は周囲を活かすタイプ。インサイドでは曽我部が攻撃的。
立ち上がりから神戸が攻撃的にゲームを進める。しかし先週のG大阪ほど高い技術があるわけではなく、押し込めないので一条の高いバックラインに支えられた中盤のプレスを受け、思うようにゲームが運べない。このあたりG大阪との力の差を感じた。しかし11分、神戸は中央で小林から裏に出して辻がDFに囲まれかけながら前が合いた瞬間シュート、これが決まり神戸先制。神戸は曽我部がプレスを受けながらも確実な技術を見せ、林のスピードあるオーバーラップ、伊藤の突破力、佐川の潰しと個人がいい面を発揮しゲームを優位に進める。対する一条は特に目立つ選手はいないものの、組織だったサッカーでカウンターからサイドに展開する形を何度か作った。36分、一条RB今谷→杉本。意図不明。42分、神戸、木村の右スローインを伊藤がヘッドで決める珍しい得点。0−2とした。
シュート数5(3)対9(4)、CK0対2、GK2対3、オフサイド1対3、右クロス4対1、左クロス1対6(1)FK0対1
一条がオフサイドを取れていたことが先週のG大阪戦との違いだ。一条の右サイド、神戸の左サイドがホットサイドだったことが分かる。
[5]続きを読む
04月23日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る