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サッカー観戦日記
by T.K.
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■クラブユース選手権関西予選 G大阪−C大阪 京都−V神戸
この日は鶴見緑地で関西学生選手権準決勝、萩谷で総体決勝リーグ第1日、そして万博でクラブユース選手権(U−18)ブロックリーグの最終日と全国の掛かったゲームが目白押しである。総体は初日だから全国総体出場が決まることはない。大学は勝てば総理大臣杯出場、しかし負けても3決がある。クラセンはサンガが予選突破を決めていてあとは状況次第だが、負けても街クラブに勝てば予選突破という状況。萩谷第1試合・万博のはしごも考えたが、万博に絞ることにする。関西学生選手権の方は今年は捨てた。決勝もテレビ観戦の予定。

5月とも思えない暑さにボ〜〜ッとしながらバスに乗る。日本庭園前を出て次は公園南口、と思っていたら右折して公園西口へ行ってしまった。阪大病院前行きに乗ってしまったらしい。仕方なく30℃を超える中トボトボと歩く。キックオフ30分以上前に到着のはずだったのに、10分前を切っていた。

予選はJの4クラブによるリーグ戦で上位2クラブが勝ち抜き、下位2クラブが街クラブとプレーオフを戦う。既に京都が突破、G大阪(勝ち点3)は引き分け以上で突破濃厚、C大阪(勝ち点1)は勝たなければならない。


クラブユース選手権(U−18)関西予選 ガンバ大阪−セレッソ大阪
5月30日(日)万博人工芝 13時  晴 並風

G大阪               C大阪
−−−渡部−−出口−−− −−−岡村−−今口−−−
−−−−−−−−−−−− −−柿谷−−−−中山−−
岡本−−與−−倉田−松岡 篠原−−−中浜−−−井戸
植田−池田−−金−−森一 −−田所−武田−宇佐美−
−−−−−東−−−−−− −−−−−島並−−−−−

G大阪は伊藤・安田がU−17代表、横谷がケガで不在。4バックにドイスボランチの布陣はいつも通り。1年生倉田がスタメン。出口がポスト役で渡部がウラを積極的に狙う。與がFK担当。

C大阪は3−5−2。ボランチの多い田所とWB得意で線の細い宇佐美をストッパーにCF兼用の左利き武田がSW。WBタイプの中浜がボランチ、ともにシャドーストライカー・タイプの中山・中学生柿谷が2列目に入る。今口を含めるとシャドー・ストライカーが3人いるようにも見える。左WB篠原はタテ突破よりも正確なミドルパスやFK得意なタイプ。元DF岡村がCF。選手層が薄い分選手の適性にあった起用が出来ない感じである。

序盤からG大阪がじっくりパスを繋ぎC大阪が守る予想通りの展開である。C大阪とすれば一定の時間帯を守りきりG大阪が緩むのを待ちたいところだったが、7分中に入った松岡から左の渡部へパス、すぐタテに突破しクロスと思いきや角度のないところから決めてあっさり先制。思い切ったいいシュート。10分、G大阪が正面20mFKを得る。C大阪のカベは4枚で足りない感じ。與の左スミへのシュートは島並好セーブ。13分、島並がパントキックをミスし、目の前の松岡の側頭直撃、そのままタッチを割る。18分、C大阪・篠原の左FKから右ポスト直撃、ラインギリギリに落ちる。C大阪押し込めず。19分、松岡から出口へ、C大阪DF陣の甘さを突いてドリブルシュート、決まって2−0。23分、G大阪カウンター出口が下がって受けて反転、右を松岡がフリーで上がっていく。ベンチから「右!」と声が出るが出口は左に出す。そこにもフリーの渡部。ベンチから「そっちまで空いてるのか」との声。渡部が持ち込みシュート、外れる。決定機。C大阪はDF陣が出口・渡部に大苦戦の上、中盤もバランスが悪い上にパワー不足で潰せず厳しい展開が続く。中山・柿谷はFWをしょっちゅう追い越すが、中盤がスカスカになりがち。26分には中で作って右を上がった森一へ、完璧にサイドを崩しファーの出口が決めて3点目。28分には森一の好フィード、DFのウラをとった渡部だがトラップが大きくシュートならず。29分には松岡から岡本がウラへ、渡部のトラップは長く、シュートならず。G大阪・渡部は好調でC大阪の甘さもあってウラを狙い放題、その分出口も生き2トップが見事に機能している。DF陣はよせが甘い気もするが、CF岡村はきっちり抑えている。岡本はコンディションが悪そう。残り10分、双方チャンスを掴めずに終了。


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05月30日(日)
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