ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
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■先週の結果
●関西学生選手権
1回戦
立命大4−1同大 神国大0−4阪南大 近畿大0−0(PK5−6)関西大

●クラブユース選手権(U−18)関西予選
京都S2−1G大阪 C大阪2−2V神戸 
フジタ7−0L京都 姫路5−0芦屋SC

京都は予選突破。全国行き第1号となった。春先は好調、プリンスでは不振、で2連勝してあっさり予選突破。ホントに良く分からない。

●総体予選
滋賀1回戦
水口4−1北大津

奈良4回戦
上牧0−0(PK勝ち)奈良育英

京都3回戦
伏見工2−1桂 洛西2−1平安

奈良は一条、五条、富雄、上牧が決勝リーグ進出

●関西学生女子リーグ
第2節
大体大18−0奈教大 大教大7−0京教大
武庫女大15−0大市大 立命大4−1近福大


F1モナコGPで開幕6連勝を狙ったシューマッハの順調な走りは周回遅れのモントーヤの追突によって阻止された。またモントーヤか、と怒りがこみ上げてくる。

レースは3ストップ作戦のルノー2台が先行し、2ストップ作戦のシューマッハが後方から追いかける展開となった。ともに作戦が上手くいった感じで、特にシューマッハは単独走行で予選に近いタイムでルノーを追い上げ、逆転濃厚を思わせた。ルノーのアロンソがトンネルで周回遅れのウイリアムズのラルフをかわそうとして壁にヒットする痛恨のミスでリタイア。安全を期してコース内にセーフティー・カーが入り、ペースを下げて追い越し禁止となり、うまいタイミングでルノーのトゥルーリがピットイン出来て逃げ切りの芽も出てきてさあ、面白くなったぞ、というタイミングでの出来事。

F1タイヤはレース時の激しい走りで摩擦熱が生じ一定の温度に達したときに最大限の性能を発揮するように出来ている。セーフティー・カーが入ってゆっくり走ってタイヤ温度が下がると性能が落ちる。そのままだと通常のレースに戻ったときにあっさり他のマシンに抜かれかねないので、ドライバーはセーフティー・カー走行中もタイヤ温度を上げるために車を左右に揺さぶったり、ブレーキ&ダッシュを繰り返す必要がある。

シューマッハもブレーキ&ダッシュを繰り返しトンネル内に入る。後方には周回遅れのモントーヤがつけていた。なぜかすぐ後ろにピッタリと。でトンネル内でシューマッハがブレーキミス。セーフティー・カー走行中なのでどうでもいいミスである、本来は。コースを乱したわけでも、極端なブレーキがあったわけでもない。しかしモントーヤはそのまま追突。シューマッハはリタイア。低速での追突だけにモントーヤがダメージを負う可能性は低く、案の定モントーヤは無事で最終的に4位完走。

ルール上モントーヤの行為には何の問題もない。レースでは可能性が全くないところでシューマッハがブレーキングし、モントーヤは不幸に巻き込まれた被害者、という表現すら可能かもしれない。しかしセーフティー・カー走行中にタイヤを暖める行動は必要不可欠。モントーヤの行為はルールの穴を突いた悪質な体当たりにも見える。自身がレース半ばにして既に周回遅れだったことも相まって。このような行為が許されるならセーフティー・カー走行中には前の車が優位という常識が覆され、後ろの車が後方にピタリつけば前の車は思うようにタイヤを暖められなくなり、後ろの車が優位になってしまう。セーフティー・カーはレースの安全確保を目的に導入されるものだ。前の車に後ろが合わせるから安全なのだ。後ろの車がぶつけ放題では危険極まりない。

そもそも私はこのモントーヤという男が大嫌いなのである。よくシューマッハと(もちろんマシンが)ぶつかり、それをマスコミはお互いのライバル意識のためだ、お互い様だ、と説明するのだがとんでもない話だ。シューマッハが他のドライバーとほとんどぶつからず、ぶつかっても巻き込まれる方だったりするのに対し、モントーヤはチームメイトのラルフにすらしょっちゅうぶつかり、しかも自分から当たってばかりである。シューマッハとモントーヤの接触・クラッシュはお互い様でもなんでもない。全般的にみると一方的にモントーヤに非がある。


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05月24日(月)
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