ID:40506
サッカー観戦日記
by T.K.
[4384516hit]
■クラブユース選手権(U−18) 関西予選 G大阪−V神戸
この日は高校サッカーの方を観たい気持ちが強かった。しかし朝から激しい雨。泥田に足を踏み入れたくないので急遽クラセンに切り替える。万博人工芝で13時G大阪−V神戸。15時から枚方FC−明倫戦もあるが、同時刻に万博競技場でJのG大阪−磐田があるので涙を呑んで切り捨てる。最初の15分だけでも、なんて思っているとそのまま最後まで観てしまいそうなので、クラセンの第1試合終了と同時にJに向かうことを堅く決意して人工芝へ。11時には雨も小降りになってきた。
クラブユース選手権(U−18) 関西予選 G大阪−V神戸
5月9日(日)万博人工芝 13時 曇 並風
G大阪 V神戸
−−−出口−−渡部−−− −−−久門−−柳川−−−
−安田−−−−−−松岡− −−−−−−−−−−−−
−−−横谷−−與−−−− 新田−長瀬−−安里−澤井
森一−植田−−金−−佐藤 青戸−増田−−大森−門−
−−−−−東−−−−−− −−−−−紀氏−−−−−
G大阪はいつもの4バック。右はフィードが良く攻撃面で貢献できる佐藤、左が森一樹。左足でのフィードもある長身植田と激しく相手を潰せる金のCBコンビ。與がボールをサイドにバランス良く配り、横谷が機を見て前に出る。松岡はドリブル主体に仕掛け、安田も足元で受けてからのドリブル・パスを狙う。出口がポスト役。
神戸は中盤がフラット気味で、澤井・新田はサイドに張っている。安里が引いてDFから受けることが多い。増田が出口をマークすることが多い。大森は捌き役で右サイドを上がるなど、ボールを持ち出してロングフィードも狙う。強靭な柳川がポスト役。
1分、植田得意の正確なタテパスを受けた渡部のスルーパスを受けた出口が決めてG大阪先制!4分、ゴール前のこぼれを久門が決め神戸もすぐに追いつく。さらに神戸がバーを叩くシュート、G大阪も出口がペナ内でウネウネとドリブル突破、GKもかわすがシュートは左に外れる。超決定機。12分、安田の左足シュートが左隅へ、これは紀氏セーブ。組織力でやや上回る神戸はラインを押し上げてプレス。G大阪のボールホルダーを複数人で囲い込みボールを奪う。またコンタクトスキルでG大阪に優り、余裕を与えない。G大阪はサイドなどある程度スペースがあれば前を向けるのだが、小さいスペースで前を向くだけの予備動作と技術が不足し神戸のプレスをモロに受ける形となった。そんな中與がシンプルなサイドへの捌きがチャンスを生み出している。神戸は右の澤井が運動量と抜群のポジショニングで安田・森一樹を封殺するが、左の新田は苦戦気味となった。18分、松岡から右サイドを追い抜いた佐藤へパス、マイナスのグラウンダークロスを渡部シュートもポスト。決定機。19分、松岡のシュートが神戸DFに当たりループ状で紀氏の上を襲うが、上のネットへ。20分、久門のドリブルを植田が倒し正面ペナ外20mFK。柳川が重いシュートを放つが壁がある以上絶対に入らない。神戸はプレスで奪っての速攻狙いで遅攻時には柳川の足元に入れたいところだが、G大阪CB陣が厳しく潰すので、徐々にクロス主体の攻撃となるが、この日は精度を欠いた。後半のペースダウンが予想されるだけにプレスの効いている前半のうちにチャンスを数多く作りたいところだったが、20分のFKを最後にチャンスが作れなくなっていく。24分、ロングパスを増田・青戸の間のスペースで受けた出口がゴール前にマイナスのパス、ニアで潰れファーの安田へこぼれるが、驚いたようなシュートは上に外れる。決定機。26分、紀氏へのバックパスに渡部勢い良く詰める。紀氏はサイドに逃げず前に蹴ろうとして渡部に当ててしまうがゴールキック。27分、安田の好パスを出口シュート、上に外れる。決定機。G大阪は出口に面白いようにクサビのボールが入る。これを神戸がどう押さえるか約束事がはっきりせず、DFとボランチの間で受けた出口からのパスも脅威となった。37分、安田→岡本。やや判断が遅かったのと澤井に攻守に渡り苦戦していたためか?岡本はすぐに素早い判断での突破やクロスを披露する。前半は1−1で終了。
[5]続きを読む
05月09日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る